吊るし

吊しとは文字通り女性を吊し上げること。

吊し上げられた女性は見た目以上に体力を消耗し、かなり過酷な責めに分類される。

吊しは麻縄、拘束具、滑車などの組み合わせによって行うが、女性の体重に充分耐え得るだけの柱や天井補強(垂直負荷設備)が必要であることは言うまでもない。

吊しの手法の一つに、女性の両手首に皮の手枷を装着する方法がある。

完全に宙に吊し上げてしまうと両手首に全体重が乗ってくるので、いわゆるソフトタイプの手枷ではとても支えることができないが、通常その手のサイトなどで販売されている手枷はソフトタイプがほとんどなので注意が必要だ。

拘束具を用いた吊しの場合、充分な負荷に耐えられるハード仕様のものを使用しなければならない。

特に逆さ吊りを行う場合落下すれば首の骨を折りかねないので、絶対に簡易な設備及び拘束で行ってはならない。

拘束具よりも安全かつ安価なのが麻縄での緊縛により吊し上げる方法だ。

SM系の写真集では必ずと言っていいほどこの類の写真がお約束で含まれている。

手首(前腕)だけを縛って吊し上げるシンプルな方法もあるにはあるが、麻縄の場合は通常胴体部分や腕、脚の緊縛を加えた方法が多く用いられる。

緊縛箇所が増えれば増えるほど各部位に掛かる負荷は分散され、従ってある程度長時間の吊しも可能となる。

(最も、緊縛は美の追求こそが第一であり、負荷の分散は複雑な縛りの結果得られるオマケである。)

安全に吊しを行うためには、我々は「負荷」という言葉に敏感になる必要がある。

例えば拘束具にしろ麻縄にしろ、手首部分の拘束のみで吊すとしよう。

この場合締め付けが充分でない場合、拘束部分がずれてしまい、手のひらで全体重を支えることになる。

このような状態で長時間を吊しを行えば手首関節部に大ダメージを与えてしまう。

かといって、ずれないように固く拘束してしまうと血液の循環を著しく阻害してしまい危険だ。

よって、余程信頼できる拘束具がない以上、腕、胴、脚の複数箇所を使った麻縄による吊しが無難である。

固過ぎず、緩過ぎずの締め加減がいいが、麻縄の場合は多少緩めに縛る感じで大丈夫だ。

以下、吊しの注意点

・なるべく負荷を分散させる。

・逆さ吊りの場合はより十分に緊縛を行うと共に万一の落下に備えて両足個別に吊すこと。

こうしておけばどちらか片足が外れても垂直に落下して首の骨を折ることはない。

また、片足の拘束が外れても頭が床に当たらない高さを確保する。

一点逆さ吊りは最も危険な拘束である。

そもそも逆さ吊り自体脳に血が集まるので10分以上行ってはならない。

・吊しの際は首への拘束を行ってはならない。いかなる緊急事態により首へ負荷が集中するかもしれないので絶対に避ける。

・頭髪の縛りを交えるのも危険である。完全に身体を浮かした吊しであれば、最悪の場合首を折る。

・緊急事態に備えて大型のハサミを一本用意しておく。

・長時間吊さない。血の巡りが止まって細胞が死んでしまう。

・片脚吊りなど体勢によっては脚の拘束を解く際に脚を支えてやること。

支えがないと解いた時に脚の指先を激しく床に打ってしまうことがある。

小指など簡単に折れてしまうので注意する。

・吊しは最も危険度の高い責めなのでその他どれほど注意しても注意し過ぎるということはない。

危険度は高いが、精神的、肉体的、美的に優れた責め、それが吊るし。

我々が調教を楽しむにあたって垂直負荷設備の有無は責めのバリエーションに天と地ほどの差を生む。

必須とまでは言わないが、極めて重要な設備であることに間違いはない。

完全な吊しとなると設備的にもなかなか難しいものがあるが、例え両脚が床に付いた状態であれ両腕を吊すことができれば、それだけでもバリエーション及び雰囲気は一気に増す。

それに加えて片脚でも吊せれば基礎的な設備としては充分だろう。

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