剃毛
剃毛と書いて「ていもう」と読む。
剃毛とは女性の陰毛を剃り上げてしまうことだ。
ちなみに剃り上げた後の状態のことをパイパンという。
パイパン愛好家は意外に多く、特にSMを行わない一般の人々でさえこの行為を楽しんでいる。
男性は長くてしなやかな頭髪を好む反面、陰毛に対しては薄さと短さを求める傾向にある。
薄く短いという状態を突き詰めれば無毛ということになる。
その願望を具現化したものがパイパンだ。
俺にその気はないが、ロリータ好きの男性ならばなおさらだろう。
世の中には生まれつき陰毛が薄い、あるいは全く生えていないと悩んでいる女性もいる。
しかし、声を大にして言っておく。
貴女は両親に感謝しなければならない。
美人に生まれるよりも、そのような陰毛に生まれつく方が確率的には低い。
世の男性に常時アピールできない秘められた部位であるのは非常に残念なことだが、それでも宝には違いない。
悩む必要など全くない。
貴女は数少ない天然の宝だ。
貴女のようなオマンコを世の男たちは舐めたがっている。
むしろ今日から密かに自慢していい。
反対に、毛深い陰毛に生まれてしまった場合もあるだろう。
そのような場合、放置せずに手入れすることを薦める。
それは小股にはみ出た陰毛のカットのみならず、全体的に薄く見せる処理というのも極めて有効。
特に意中の男性とベットインの予感がある場合には、少なくとも脇毛と同等のレベルでの気配りが必要だ。
案外、軽視している女性が多いように思う。
SMにおける剃毛の位置付けだが、これにはさほど意味がない。
責めというよりも単なる主の好みの範疇である。
髪型を指定するのと同じようなものだ。
「お仕置きで剃毛する」と言ったところで、それはこじつけに過ぎない。
要するに、パイパンが好きなのだ。
いくら主が求めようが、結婚している、旅行等の理由によりどうしても剃毛できない場合もあるだろう。
このような場合、主が一方的に実行せずに話し合う必要がある。
主は女性の立場を理解し、また女性側においても、何とかごまかせる範囲内であれば主の願望にできるだけ忠実にあるべきだ。
剃毛のやり方だが、未経験者の方の為に言っておくと意外に骨の折れる作業だ。
髭剃りよりも遙かに難しく手間が掛かる。
デリケートな部位の上に凹凸があり、髭に比べて長いので、安全剃刀ではなかなか上手くいかない。
一旦陰毛用電動ハサミで芝刈りのように短く刈ってから安全剃刀で剃るのがいいだろう。
その際、温タオルで十分に毛を柔らかくするのがよい。
石鹸かシェービングクリームはたっぷり使う。
こうした時間も実に楽しいものだ。
間違って陰唇に傷を付けぬよう時間をかけて慎重に行う。
剃り終えたらかぶれないようにアフターシェイブを塗るのが良い。
剃毛が下手だとアルコール分が染み過ぎて女性はかなり痛い思いをすることになる。
ちなみに、俺は剃るのではなく抜く派だ。
その方が圧倒的に美しい。
上にも書いたが、剃毛するという行為そのものが既にメジャーであるのでこれを以てSMプレイとは言い難い昨今だが、SM世界では剃毛済みの女性は実に多い。
中には日々の手入れを強制的に命じられている例も少なくない。
貴女もこの世界に入ろうとするならば、実際にどうなるかは別にしてパイパンの覚悟は必要だろう。
その真相は知らないが、剃毛を繰り返すと徐々に毛深くなると広く噂されていることを一言付け加えておく。
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