テレクラ
時代の流れと共に削除してもいい項目だが、アーカイブとして一応残しておく。
スマホやパソコンの出会い系が全盛の昨今、テレフォンクラブ(以下テレクラ)にどれだけの人が集まっているのか知らないが、それでもM女性、あるいはS男性と知り合える手段の一つには違いない。
その昔、仕事で東京に行った時に宿泊費を抑えたいのと好奇心で歌舞伎町にあるアラジンというテレクラに泊まったことがある。
以下そのときの経験に基づいて書いてみよう。
料金システムはカラオケボックスに似ている。
一時間いくらとちゃんと値段が決まっているのだが、ロングコースとかナイトコース等のサービス設定もあってこっちの方がかなり得な計算になっている。
例えば普通に一時間利用すれば2,000円のところがロングコースだと5時間で5,000円とか、店によっては違うが、まあ、そんな感じだ。
フロントで料金を支払うと個室に通されるが、広さは約一畳と非常に狭い。
その空間に、そこそこ座り心地のいい椅子とテレビと電話が置いてあって、壁にはいろんな案内やら会話必勝法なるものが貼られてあった。
また、相手の年齢のごまかしを見破るためなのであろう、干支の換算表までご丁寧に貼ってある。
後は椅子に座って女性からの電話を待つわけであるが、テレクラには早取り式と順番式があって、俺が行った店は早取り式だった。
つまり、女性からの電話を一秒でも早く取った者が会話の権利を得るわけだが、実際にはみんな取るのが非常に早くて0コンマ以下で取らないと話せない。
繋がったら下心を隠しながら、あるいは下心を露骨に表しながら相手の女性を口説くわけであるが、テレクラの店舗によってはSM専用回線があるので、これを利用すればすんなりとSMの話題に入っていけるだろう。
ただし、料金は若干割高のようだ。
テレクラでSMのパートナーが見つかるのか?という疑問がわくが、SMバーよりは確率が高いのではないだろうか。
ただし、サクラも多いと聞く。
SM相手がいない人はどうしても暇が潰れない休日に行ってみるのも良いのではないか。
(注:昨今では既にテレクラはほぼ絶滅している。)
逆に女性の場合は、レディースコミック等の広告に載っているフリーコールの番号にダイヤルすればいいだけだ。
そうすれば、前述した部屋の中に待機している男性と話をすることができる。
いきなりお互いが会話するという点では、少なくとも時間短縮に対する効果はあると思う。
ちなみに、客がいないときは店員が電話に出たりするので、そういう意味で女性がかける場合もさくらがいないとは限らない。
面白くなければ途中で一方的に切ればいいだけなので、興味のある方は一度どうぞ。
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