吊るし
SM調教プレイにおける注意点の五番目として吊るしを挙げたい。
SM初心者がいきなり女性を吊すことなど普通はないだろうが、麻縄緊縛による吊しはまさに日本的SMの象徴であり華でもある。
これを単なる責めではなく芸術の域にまで昇華している緊縛師もいるくらいだ。
大開脚の逆さ吊りによるオマンコへの容赦ない鞭打ち責めを見たときは興奮を通り越して感動さえ覚えた。
吊しはビジュアル的に凄まじいインパクトがあり、責め手なら誰しもがマスターしたいと思う技術である。
しかしながら、そのインパクトに比例して危険度も半端ない。
中でも、
・緊縛が未熟で身体に過度な負荷が掛かる、つまりは血流停止や神経麻痺
・落下や緊縛中の転倒
この2点は特に注意したい。
万一、逆さ吊りで落下事故でも起こればあなたのSMライフどころか人生さえ終わりかねない。
どうしても吊しを行いたいのであれば、可能なら一定期間直接緊縛師から教えを乞い、十分な技量を身に付けてから行うのが望ましい。
初心者が見よう見まねの憧れだけで吊すなど愚の骨頂だ。
よって、当サイトでは「技術がない内は吊すな」と主張したい。
この場合、吊すとはM女の体が完全に宙に浮くことを意味する。
両腕や片足を持ち上げるような縛り、その他体が完全に宙には浮かないが上方向へ持ち上げるような縛りは血流停止等に注意しながら大いにやればいい。
そうやって縛り慣れした先に吊しがある。
これは何も吊しに限ったことではなく、初心者が自らのブログ用にと張り切ってSM系AVに見られるようなド派手で過激な責めの真似をすると事故の元になる。
くれぐれも注意されたい。
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