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ご存じの方も多いだろうが、今回の「anan」ではSMの特集を組んでいる。

興味のある方はどうぞ。

最も、ここを覗いているくらいだからみなさん興味あるでしょうが。

内容は別段新しいものはなくまあ普通。

じゃあなぜわざわざ書いたかというと、

こういうメジャー一般誌でもSMの特集が組まれるということに少し驚いたから。

それとも知らなかっただけで、前からあったたのかな。

「SEXで美しくなろう」なども見たことあるし。

それにくらべて男性誌の可愛いこと。

女性誌に感じられるしたたかさなど微塵もない。

誘いのサインを見逃すな、こうすれば感じる、果ては、こうすれば潮を吹く...

こういう情けない傾向が続けば日本男児はいずれ総M化していくだろう。

事実、女性が進んだ国々でSMの代名詞といえばレザーファッションに身を包んだ女王様だ。

日本ではかろうじて麻縄で縛られた和服姿の女性が未だSMのイメージにあげられるが、

大和撫子の絶滅に伴いやがてこれも古き良き時代のSMということになるだろう。

ananの記事の一つに「21世紀はM男の時代です!?」とあった。

私のような人種からすれば「ケッ!!」という見出しだ。

こんなのを真に受けて「そうか、これがいいのか」となる男もいるわけで頭が痛い。

最近「ギャル男」という言葉を良く聞くけれど、これもそういう傾向の表れというべきか!?

いずれにせよ、私と友達になれないタイプであることは間違いない。

反面、ここWEB上では世間の傾向とは裏腹にS男性を多く見かけるものの、

普段は女性と満足に口も利けない男性が「こら、クソ豚、命令に逆らうんじゃねえよ!!」

と豹変しているケースも知っている。

そういう意味ではM女性同様、ご主人様という種も実は貴重ではないのだろうかと思ったりする。

最も、一口にご主人様と言ったところでその中にもいろいろなタイプがあるわけで、

その見極めが難しいゆえに、私のメールボックスには、

「なかなか理想のご主人様に巡り会えません」といった類のメールが後を絶たないのだろう。

私にメールをくれる女性の中には2,3回のやりとりの後、ぷっつりと音信が途切れる場合があるが、

腹が立つどころかむしろその勇気を称えたい。

これは相手が私を見切ったということで、情に流されないその判断はなかなかできることではない。

正面切ってはっきりと三行半告げるのも難しいだろうから、

気に入らないと思ったら無理してメールを出さないというのもありだし、男も見苦しい言葉で追わない。

「ここ一番のやせ我慢こそがご主人様の真骨頂であり、それは男気にもつながる」

私の辞書にはそうハッキリと書いてある。

女々しいギャル男などクソ食らえだ。

(最も「ギャル男」がどんな男を意味するのか良く分かっていないのだが、

おそらくは女性的かつ繊細なルックス及びファッションのことではあるまいか。 ケッ!!)


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