SMの世界に身を置くものにとってプライベート・ダンジョンは憧れの一つだろう。
かくいう私もその一人である。
別に億万長者になりたいとは思わないけれど、自分で設計した家に住んでみたいという夢はある。
そこにプライベート・ダンジョンを持つことができれば、人生どんなに素敵だろうか。
造るならやはり地下になるだろう。
可能なら床や壁は石がいい。
イメージとしては中世ヨーロッパか。
蛍光灯などは要らない。
ランタン、カンテラ、そして蝋燭があればいい。
ただし、換気は要るなと、現実的に考えてみたりもする。
明かり取りがあれば尚良しだが、普段は閉じておけばいい。
牢、あるいは檻も欲しい。
プライベートであれば、いくら牢に放り込んでおいても延長料金など気にせずに済む。
そして何より、天井に補強を入れておけば吊しが存分に楽しめる。
麻でもチェーンでも、何でもありだ。
吊しについて少し書こうか。
プライベート・ダンジョンがないと何が苦労するかって、吊しだ。
ここをご覧の大多数の方は私同様ラブホテルや自室でプレイを楽しんでいるのでしょうが、
みなさんも吊しには苦労してませんか?
ラブホテルの場合、洋部屋であればそもそも天井にひっかける場所がない。
せいぜい壁にあるフックなどを利用できるくらいだが、あれで吊すには無茶がある。
女性に怪我を負わせたくないのなら、絶対にやらない方がいい。
吊すのなら体を床に付けて足だけとか手だけとか、そんな感じて体重の大部分を逃がしてやらないといけない。
和室だと、特に非ラブホテル系の和室だと、
障子やふすまの上部にある隙間に縄を通せないこともないけれど、高さが物足りないし、
仲居がずけずけと勝手に入ってくることも多いので落ち着かない。
自室に補強を入れたところで、高さが不足する場合がほとんどではないだろうか?
吊したところで目線より下に女性がきてしまうと、私的にはいまいち気分が乗らない。
最低でも目線と同等、見上げるくらいならベストだ。
最も、吊しと言ったところで私が一番好きなのは、完全に体を浮かせてしまうのではなくて、
片足のつま先でようやく支えている、そんな吊しだ。
これなら一人でも吊すのにさほど苦労しないし、女性への負担が少ない分それだけ長時間責めることができる。
よって、ダンジョンを持つなら天井は高い方がいい。
昔の日本建築は天井に梁があったりして、その手の男性にはさぞ好都合だったろう。
時として和風に責めるなら離れとか蔵とか、築山がある庭なども欲しい。
当然服装もお互い和にこだわりたい。
責め具は荒縄、青竹、蝋燭あたりか。
こうなると、寿安の世界をそのまま再現できる。
ということは、庭に梅や桜の一本も植えたい。
さらに竹林があれば完璧。
しかし、ここまでするには相当な財力が必要か。
まあ、お互い夢は尽きないですね、御同輩。
こういう夢を糧にして日々仕事に従事できるのは、また我々の愉しみであり特権と言える。
限られた環境で少しでもプレイを楽しむために、ちょっとした小技を教えよう。
ラブホテルを利用する際、垂直系の吊しは望むべくもないけれど、
より広い空間で緊縛あるいは調教を楽しみたいとは誰もが思うこと。
ドアを空けるとベットがど〜んとあって、空きスペースはほとんどなし...
こうなると、プレイがずいぶん窮屈になってしまう。
それを回避するためにshadowが使っている小技です。
まずホテルの玄関を入ると、みなさんロビーのパネルで部屋を選びますね。
ところが値段も部屋も似たり寄ったりで、適当にスイッチ押してはルームイン...
これが一般的でしょう。
そんなとき私は部屋ナンバーに注目します。
201とか303とか、普通は3ケタの数字が使われています。
みなさんご存じのように、先頭の数字はその部屋のフロアを表しています。
これをチェックすれば何が分かるかと言うと、そうです、フロア当たりの部屋数がわかるんです。
後は説明要らないですね。
この小技を使うと広い部屋に当たる確率がぐっとアップします。
みなさんがお持ちのこんな小技や裏技を、新規に設置した総合掲示板にアップしてもらえると嬉しいです。
○○ホテルの○○○号室はSMプレイにお薦めとか、そういう情報も有り難いですね。
ちなみに、広いスペースという観点からは、
ミナミの新歌舞伎座近くにあるアルファの202号室はかなりお薦めです。
この部屋はどうやら元々二部屋であったのを、壁をぶち抜いて一部屋にしたようで、
ベットルームとは別に広い空間があります。
そこにはアップライトだけれどもピアノまで置いてあるので、
愛奴の奏でる演奏を聴きながら優雅にコーヒーを...ということも可能です。
このアルファは部屋によって当たり外れの差が大きいので、何か当てものみたいで面白い。
今のとこ202号室が一番お薦めだけど、他の部屋の情報もお待ちしてます。
shadow
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