-------------------------5/8更新----------------------------
shadow様、おはようございます。
といっても、私の生活しているところでは、夜の1時をまわったところです。
shadow様のいらっしゃる日本から、○○時間遅れているのです。
でも、どうぞ、ヒナへの呼びかけは、常に「おはよう」とおっしゃって下さい。
何故なら、いま、shadow様からのメールをお待ちしているヒナには、夜もなく、昼もないからです。
ヒナは、四角い閉ざされた部屋の中におります。
ヒナにとっては、shadow様からのお声を頂いたとき、それが『朝』なのです。
>「ヒナ」でない「わたし」が恐怖を感じるのか。
> けれど、いつの日か分かるはず。
> その恐怖は「わたし」にとっても幸せの始まりであったということを。
こうしてPCにむかっている私は、まぎれもなく「ヒナ」です。
そう感じるのは、「わたし」の防衛本能であるのかもしれません。
ヒナは、shadow様のお言葉を、信じる努力を致します。
> 日記は付けているのか、ヒナ?
> もし、付けていないのならこれからは書くようにしろ。
> これは俺からの最初の課題だ。
正直を申しますと、戸惑っております。
どのような課題を頂くのか、とドキドキしていたので、狐につままれたかのような・・・。
しかし、shadow様のおっしゃられた事が、決して簡単な事ではないことにもすぐに気付きました。
> ヒナ(そして、わたし)はこれから大きく変わろうとしている。
> その変化について、時間の許す限り、日々綴っておきなさい。
> いつか二人で紅茶でも飲みながら懐かしむ日が来るだろう。
夢のような、おはなしです。
それは、いまの私には遥か遠くのおはなしの様に思えます。
でも、それを実現させるかどうか、は、ヒナ次第なのですね。
ヒナは、いつの日か、shadow様にお会いしたい、と願っております。
具体的には、○○○後の帰国時を思い描いております。
そして、それを実現できる人間になっていることを、祈っています。
> おまえらしくもない質問だな。
> まだ三通のメールしか受け取ってはいないが、俺にはヒナのことがよく分かる。
不思議ですね。
ヒナもまた、shadow様が私のことをよく御存じなのだと、素直に感じることが出来るのです。
おまえらしくない、の言葉に、ピクリとしました。
その「おまえ」は、ヒナにも、もうひとりの私にも呼びかけられた様に思われたからです。
つまり、shadow様は、私以上に私の状態を理解していらっしゃるのではないだろうか、と。
私のなかで、大きな何かが動きはじめた。
shadow様の例えは、とてもイメージしやすかったです。
この先、ヒナはどうなっていくのか・・・。
でも、わかっていることは、その先には常にshadow様がいらっしゃるのだということ。
そして、shadow様に魅かれたからこそ、ヒナがここにいるのだ、ということです。
前回のメールにて記した言葉をもって、「SMの核心を突いている」とおっしゃって下さいましたね。
御存じのように、ヒナはSMの経験は殆どありません。
そのヒナの言葉が、SMの本質にちかいものだったのだとしたら、
それはshadow様のサイトに影響されてのことにちがいありません。
そして、このように私の言葉に応えて下さるshadow様だからこそ、
ヒナは身柄をお預けしたい、と考えたのです。
> 俺に対してこの質問は愚問としかいいようがない。
> 目の前にいればお仕置きをくれてやるところだ。
お仕置き、という言葉に陶酔しているヒナがいます。
そんなヒナを、「私」はやはり、「けがらわしい」と蔑むのです。
緊縄されて嬲られる夢を見るヒナを、どうして「私」は認めようとしないのでしょうか。
誰もいない部屋で、そっと胸や腿にロウをたらしたり、
手足をストッキングで結んで寝たりしているヒナを、無視しようとするのでしょうか。
ああ、随分と長いメールになってしまいましたね。
さっそく、いまから「ヒナの日記」にとりかかります。
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shadow様は、ヒナのご主人様です。
ヒナは、shadow様に導かれて、暗闇を手探りで進んでいるようなものです。
ふとしたときに、shadow様のことを考えます。
でも、それはすごく不思議な感覚です。
shadow様とヒナは、おそらく(?)お会いしたことはないはずです。
それなのに、ある意味で、いま最も近くにいらっしゃる方なのです。
この気持ちは、どこからきているのでしょうか?
ひとつわかっているのは、良いことなのか悪いことなのかはわからないけれど、
これまでヒナが経験してきた恋愛とは、まったく違う、ということ。
ヒナは、恋や、愛としては、認識していないようなのです。
何故かというと、ヒナがshadow様に、『嫉妬』しないからです。
他にも調教を受けている女性たちがいること。
そして、その方たちが皆、shadow様をお慕いしていること。
それらは、ヒナにとって、『誇り』のように感じられるのです。
それは、shadow様が、ヒナへのメールを書いて下さっているときは
ヒナのことだけを考えて下さっている、という確信があるからかもしれません。
このGWに、他の女性にお会いになられることでしょう。
そして、おそらくshadow様は、その女性と過ごされている間は、
その女性のことだけを見つめていらっしゃるのだと思います。
普通は、ここで嫉妬するはずです。
だけど、今のヒナは、違う。
そのようなshadow様が、わたしのご主人様であることが、嬉しくてしかたないのです。
この感覚は、素晴しい演奏家や教授の門下に入ったようなものに近いのかもしれませんね。
それは、いつか卒業の用意されたプロセスなのかもしれない。
もしくは、いつか、shadow様を独占したくなって、それが不可能であることを思い知り、
自分の嫉妬心をコントロール出来なくなってしまうのか・・・。
先のことを思い悩むのは、あまり好きではありません。
今を、大切に歩んでいく。
それが、いまのヒナの全てです。
shadow様、よく、他の女性の方々が、『首輪』をつけてメールを書いていらっしゃる、
と書かれていますね。
ヒナも、そうするべきなのでしょうか?
でも・・・おそらく、shadow様にはおわかりでしょうが、
ヒナの首には既に、目には見えなくても、頑丈な首輪がかけられております。
それは、決して今のわたしには、とりはずすことが出来ません。
shadow様がおかけくださった、首輪だからです。
いつ、どこにいても、わたしはその首輪を感じています。
勿論、実際の感触に慣れることも、必要であれば、何とかいたしましょう。
いつか、送ってくださるとおっしゃったピアスは、
想像しただけで、気の遠くなるような痛みと・・・そして、甘美な痺れに襲われました。
ヒナは、今どき珍しく(?)耳にもピアスをしていません。
特にそのタイミングがなかった(すすめられても、あまり乗り気になれなかった)のです。
でも、shadow様からの贈り物なら・・・ああ、でも、まだ怖いです。
怖い・・・けれど、悪魔的な魅力に溢れた贈り物ですね。
まずは、耳で、予行練習をしておくべきでしょうか?なんて。
でも、結構本気で、お尋ねしていたりします。
今回も、長いメールになりました。
でも、こうしてメールを書いている間、ヒナは幸せな気分です。
shadow様がお読み下さっているときに、この気持ちが伝わると嬉しいのですが。
それでは、素敵なGWをお祈り致します。
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>shadow様は、ヒナのご主人様です。
>ヒナは、shadow様に導かれて、暗闇を手探りで進んでいるようなものです。
>ふとしたときに、shadow様のことを考えます。
>でも、それはすごく不思議な感覚です。
>shadow様とヒナは、おそらく(?)お会いしたことはないはずです。
>それなのに、ある意味で、いま最も近くにいらっしゃる方なのです。
>この気持ちは、どこからきているのでしょうか?
分からないのなら教えてやろう。
ヒナが目覚めたのと同時に、「俺」の分身もまたヒナの中に息吹き始めたんだ。
「俺」も「ヒナ」も、その本能の中に一緒にいる。
起きていようが眠っていようが関係ない。
いつも一緒だ。
いまこの瞬間にも、仲良く手をつないでデートしてるんじゃないか。
ある意味、彼らは、俺たちの手を既に離れたとも言える。
もう元には戻ってくれないだろう。
けれど、心配は要らない。
俺は彼らのことをよく知っているし、コントロールするすべも知っているから。
>ひとつわかっているのは、
>良いことなのか悪いことなのかはわからないけれど、
>これまでヒナが経験してきた恋愛とは、まったく違う、ということ。
>ヒナは、恋や、愛としては、認識していないようなのです。
確かに恋愛とは違うな。
宗教的に表現すれば呪縛から開放するための儀式ということになる。
けれど、そんな堅苦しいことを意識する必要はない。
ただ、俺の後についてくればいい。
>先のことを思い悩むのは、あまり好きではありません。
>今を、大切に歩んでいく。
>それが、いまのヒナの全てです。
俺の同じタイプの人間だ。
ただし、「楽しく」というのが加わるが。
>shadow様、よく、他の女性の方々が、『首輪』をつけてメールを書いていらっしゃる、
>と書かれていますね。
>ヒナも、そうするべきなのでしょうか?
しなければならないというものではないが、
した方がより俺を感じられるのは確かだ。
ヒナがもっと俺を感じたいと思うのなら付ければいい。
今、おまえが首輪をして裸でピアノを弾く姿を想像した。
奴隷として、おまえはご主人様のために指を躍らせているのだ。
それはとても幻想的な光景であり、また、美しい。
どの曲が似合うだろうか?
考えておこう。
いつかその光景を現実のものにしてくれ。
>いつか、送ってくださるとおっしゃったピアスは、
>想像しただけで、気の遠くなるような痛みと・・・そして、甘美な痺れに襲われました。
>ヒナは、今どき珍しく(?)耳にもピアスをしていません。
>特にそのタイミングがなかった(すすめられても、あまり乗り気になれなかった)のです。
>でも、shadow様からの贈り物なら・・・ああ、でも、まだ怖いです。
>怖い・・・けれど、悪魔的な魅力に溢れた贈り物ですね。
受け取ってくれるというのか、その心で、その体で。
もちろん、いつまでもそのプレゼントにふさわしいご主人様でなければならないことも知っている。
けれど、今からでも用意せずにはいられない。
いつかおまえのステージを観に行き、
実は大勢の観客を魅了するピアニストのクリトリスにはダイヤが輝き、
そのラビアには自らの手によるピアスがほどこされていると思い出す時、
俺はご主人様として最高の喜びを感じるだろう。
その夜、ステージ衣装のままのおまえを存分に責めたい。
>まずは、耳で、予行練習をしておくべきでしょうか?なんて。
>でも、結構本気で、お尋ねしていたりします。
そんなくだらない練習などしなくていい。
俺に調教されるからと、その前に誰かで試すようなものだ。
>shadow様がお読み下さっているときに、この気持ちが伝わると嬉しいのですが。
ヒナのメールには、文章技術のみでは決して表現できない感情がちりばめられているよ。
そもそも、そんな気持ちが伝わりそうだから俺を選んだのだろう。
>ヒナの日記は、家族といる間は書くことができません。
>ごめんなさい。
いいよ、俺だってメールが書けない時もあるんだから。
それに、いつも側にいるから気にするな。
shadow
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shadow様、おはようございます。
まさか、GW中にお返事が頂けるなどと思っておりませんでしたので、
web上のメールボックスにアクセスしたとき、new mailの表示に、驚きのあまり、
胸がいっぱいになりました。(ヒナは、メールを作成するつもりで、アクセスしたのです)
このアドレスは、shadow様とヒナだけの為のものです。
だけど、もしこのメールがshadow様からのものではなかったときに、あまり哀しまずにすむように、
「間違いメールかも」
「以前出したメールが、戻ってきてしまったのかも」
「サーバーからの、お知らせかも」
なんて、いくつもの可能性を用意してから、Inboxをクリックしたのでした。
shadow様、メールをありがとうございます。
このGWの間は、皆のお慕いする『ご主人様』ではいらっしゃらないのだろう、と
勝手に考えておりました。
また、そのことを、少し寂しくも思っておりました。
そんな風に甘えたヒナは、あまり認めたくなかったのですが、
この1通のメールでこんなに幸せな気持ちになってしまうのを、認めないわけにはいきませんね。
> ヒナが目覚めたのと同時に、
> 「俺」の分身もまたヒナの中に息吹き始めたんだ。
> 「俺」も「ヒナ」も、その本能の中に一緒にいる。
> 起きていようが眠っていようが関係ない。
> いつも一緒だ。
素晴しいお言葉を、ありがとうございます。
shadow様の分身が、ヒナの中に・・・。
だから、ヒナは、shadow様をこんなにも毎日、感じているのですね。
> しなければならないというものではないが、
> した方がより俺を感じられるのは確かだ。
> ヒナがもっと俺を感じたいと思うのなら付ければいい。
すこし意地悪な言い方ですね。
命令は、しない。
でも、もっとご主人様を感じたいなら、付ければいい・・・。
こういう言い方をされたヒナが、どちらを選ぶか、とっくに御存じのはずです。
つまり、ヒナは、自主的に選ばなくてはいけないのですね。
望んで、首輪を・・・。
自分でお訊きしたことなのに、こんなに戸惑うなんて、おかしいですね。
答えは、決まっている。
あとは、実行するだけです。
いま、自分の首を、両手でさわってみました。
この首に、首輪をつける・・・。
「私」が、すごい勢いで抵抗しています。
でも、shadow様を、もっと感じられるのなら・・・!!
実行できたら、すぐに報告いたします。
でも、すこし時間がかかるかもしれません。
> 今、おまえが首輪をして裸でピアノを弾く姿を想像した。
> 奴隷として、おまえはご主人様のために指を躍らせているのだ。
> それはとても幻想的な光景であり、また、美しい。
> どの曲が似合うだろうか?
> 考えておこう。
> いつかその光景を現実のものにしてくれ。
はい、shadow様。
ぜひ、いつの日か、ヒナにピアノを弾かせて下さい。
ショパンのノクターンや、ベートーヴェンの月光。
何をリクエストされても大丈夫なようにしておかなくてはいけませんね。
> いつかおまえのステージを観に行き、
> 実は大勢の観客を魅了するピアニストのクリトリスにはダイヤが輝き、
> そのラビアには自らの手によるピアスがほどこされていると思い出す時、
> 俺はご主人様として最高の喜びを感じるだろう。
> その夜、ステージ衣装のままのおまえを存分に責めたい。
ご主人様の手でピアスを付けて頂いて、ステージで演奏し、その後に、
滅茶苦茶に苛めて頂いているヒナを想像すると、めまいが致します。
そのヴィジョンは、ヒナが求めているものと同じなのかもしれません。
でも、その・・・その部分にピアスをしたりすると、
ヒナを受け止められる人としか結婚できなくなりますね。
ああ、臆病なヒナです・・・。
だけど、受けとめたい!!
shadow様が下さるプレゼントなのだから。
> そんなくだらない練習などしなくていい。
> 俺に調教されるからと、その前に誰かで試すようなものだ。
申し訳ありませんでした。
反省致します。
shadow様、ヒナのご主人様は、shadow様だけです。
実は、つい他のSM系のサイトを覗きにいったりしてしまいますが、
(今は、特にM女性の言葉がききたくて・・・)
そこでいろんな告白や投稿を見る度に、こうしてヒナが
shadow様に出会うことが出来た幸運に感謝しています。
ヒナは、これからピアノの練習を致します。
寝る前には、ヒナの日記を書きますね。
それから・・・もしよろしければ、
もしも日本時間で、金曜の午後○時頃までに空いているお時間がありましたら
ヒナにお電話させては頂けないでしょうか?
ヒナのそれまでの時間は、ほぼ完全に空いているハズですので、
(急にレッスンが入らない限りは)
もし許して頂けるようでしたら、ヒナにお電話番号をお教え下さい。
(携帯でも、大丈夫です)
国際電話ですから、そう頻繁にかけることはできませんが、
shadow様に、ヒナの声を聞いて頂きたいのです。
そして、shadow様のお声も、聞きたい・・・。
お忙しいようでしたら、またいつか別の機会を探しますね。
(それに、このメールを読んで下さるのが、既に金曜の夜以降かもしれませんしね)
ヒナの日記を読んで下さって、ありがとうございます。
ヒナの日記をshadow様が共有して下さっていることが、
嬉しくて仕方のないヒナです。
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電話の件、ありがとうございます。
来週の日程が決まりましたら、メールで連絡させて頂きますね。
(本当は、今すぐにでもお電話したいのですが!)
shadow様と、偶然同じ時間に、こうしてメールを書いていたなんて、
嬉しくって、身体のはしまで、幸福な気分です。
不思議な時間に目が覚めてしまったと思っていましたが、こう考えると、ヒナの中の何かが、
shadow様に引かれるように目を覚ましたのかもしれませんね。
この偶然に、感激しているヒナより。
素晴しいキャンプをお祈りしています。
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