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30日

先日、平日の夜はできるだけ更新したいと書いたが、金曜の朝のメールチェックを最後に、日曜の夜まではパソコンを立ち上げないようにしている。

俺の中では「パソコンを立ち上げている週末=充実していない週末」という図式があるので、ここ数年パソコンに浸食されつつある自分自身へのささやかなる抵抗というわけだ。

サイトを運営しておいてこう言うのも何だが、俺はパソコンというものがどうも好きになれない。

にもかかわらず、便利だという一点でどれだけ押し切られてしまったことか。

なので、せめて週末くらいはアナログに過ごしたい。

ネットサーフするくらいなら書店で立ち読みしたい。

ネットショップするくらいならロフトを隅々歩きたい。

俺はそんなタイプだ。

よって木曜の夜にメッセージを送った後、ドキドキしながらメールをチェックしても週末には届かないので、どうかのんびりと過ごしてくれ。


29日

今日は焼き肉の日なのだそうだ。

俺の晩飯はトンカツだったけど。

母親が入院しているので親父の手製だが、これが全然美味しくない。

味付けがどうのこうのではなくて、男に料理作らせて申し訳ないという気持ちからだ。

どんな本を読んだのか、見慣れない凝った一品がテーブルにあったりすると、もう頭が垂れてしまう。

かといって、俺が作る日にはおそらく親父も同じような気持ちだろうから、あまりおかずには凝らないことにしている。

よく作るのはカレー、皿うどん、焼きそば、マーボー豆腐、野菜炒めあたりだ。

この話の教訓は、男の料理はシンプルがいい、ということではなく、人間健康が第一である、ということと、俺も嫁さんを貰わねばならない、ということであろう。


28日

雑記の目的について、shadowをより理解してもらう為とサイトにはあるが、今となっては当初の目的から逸れつつある、あるいは、新たな目的ができた。

既に書き始めてから二年程が経つが、自分自身で昔の雑記を読み返して、なるほどあの頃はこういうことを考えていたのかとなかなかに興味深い。

日常的な文章がほとんどだけれども、積もり積もればこれも一つの自叙伝だ。

いつか自分を振り返る日が来た時、きっと有意義なものになるだろう。

極めて私的な文章を日々SMをメインとしたサイト上で公開しているわけで少し抵抗がないわけでないけれど、今まで続けてこられたのも、これから続けていけそうなのも、公開という手段をとっているからなのは間違いないし、この雑記がなければ出会わなかったであろう女性も少なからずいると思うので、その点は割り切るしかない。

SMには興味ありませんが、雑記は毎日楽しみにしています。

こういう応援メールにも支えられて、これからも予定の無い平日の夜はできるだけ更新したいと思う。


27日

昨日の世界遺産(TBS系23時30分〜)のポンペイを見ていつかイタリアに行くときの楽しみがまた一つ増えた。

ポンペイについて少し書いておくと、ある時活火山によって死滅した都市で、町は火山灰に埋まってしまった。そのために全く手付かずの状態で保存され、今現在も発掘作業が進んでいる、そんな遺跡だ。

画面では中世ヨーロッパを通り越してファンタシーの世界さえ連想させたが、もし、あの遺跡の中を自由に歩き回れるのならばどれだけ素敵なことか。

話変わって、なぜ俺が日曜の夜は早めにお開きにするかというと、翌日の仕事に備えるということもあるけれど、夜11時からの情熱大陸と世界遺産をのんびり見たいからというのもある。

見終わると後は寝るだけなので、週の初めの月曜の朝は非常に体調がいいという、これら番組は俺にとってある種のペースメーカー的存在でもある。

例えば、土曜の夜9時からだとほとんど見ることが出来ないわけで、絶妙な時間帯での素晴らしい番組の放送には感謝したい。

9月最後の世界遺産はカナディアン・ロッキーだそうで、こちらも一度は行かないと気が済まない国なので、今から楽しみではある。


23日

盆に行った拘束具業者からの撮影依頼について少し触れようか。

結論から言うと、再度撮り直しということになった。

理由は、拘束具が気に入らなかったから。

本来、クライアントに対してこういうことはタブーなのだろうが、お互いに関西人ということもあって今までの交流により堅苦しい関係でもなくなっているので、思うところを正直に言った。

先方も柔軟な方で、では改良して撮り直しましょうということになった。

俺が注文を付けたのは、拘束具としての機能はもちろんのこと、写真に撮った時に美しく見栄えがするものを、ということ。

デジカメが普及してプレイの光景を撮影するのはもはや定番の時代だが、拘束具一つで写真がよりセクシーに、よりエロチックに見えたりするものだ。

推薦状を頼まれた以上そんな道具にして欲しいと。

次に合うときはどんな拘束具にお目にかかれるのか楽しみだ。


22日

ソニーから実に怪しげなデジカメが発表された。

基本的な性能は他と大して違いはないが、ある一つのモードを搭載したことにより随分特異なデジカメに仕上がってしまった。

それは赤外線ナイトショットモードだ。

平たく言えば、真っ暗闇でもピントが合い、かつシャッターが切れる。

もちろんフラッシュを使わないでもだ。

このデジカメをSM的観点から考察すれば、夜間の野外露出でその威力を発揮するだろう。

特にフラッシュ不要ということで初心者には相性がいい。

ソニーなので動画も充実しており、あれこれ楽しめる。

盗写マニアはこぞって買うのだろう。

以前、ソニーはこの手の機能により発売中止になったデジタルビデオがあったのだが、全然懲りてないようだ。

これが欲しいかって?

まさか。

次に買うならD1Hしかない。


20日

昨夜放送されていた少年時代という映画は心が洗われるようでしみじみ良かった。

NHKスペシャルからふとチャンネルを代えたのは何かの知らせだったのだろうか。

ストーリーは東京から疎開した少年と田舎のガキ大将との友情物語といったところだ。

子供の健やかなる成長には田舎が一番などと真剣に思った。

最も、今の時代に田舎らしい田舎を探すのはなかなか困難なことでもあるだろう。

俺の母方の田舎の駅前にも名の知れたスーパーが出店する時代だ。

少し車を走らせれば見慣れた看板のレストランも数件目に付く。

たまに遊びに行く身分では田舎の不便さは新鮮なものだが、地元の人はいつまでもそうはいかないのだろう。

最近、知人が素晴らしい田舎、というか田舎らしい田舎に越して行った。

離れてしまい寂しくもあり、その行動力を尊敬し、また、素晴らしい場所に知り合いができたと、少し複雑な心中。

refugeさん、メッセージありがとう。

返信したメールが届かないようなので短いながらこの場を借りてお礼を言います。


16日

訪れてくれた皆さん、残暑お見舞い申し上げます。

近年では珍しく今日は三日振りにパソコンを立ち上げた。

人間、毎日が充実しているとパソコンなど立ち上げる暇もなければ、モニターを覗く気も起こらないということを改めて知った。

しかし今日も、そしてこれからも更新を続けていくのは、ここでしか会えない人々がいるから。

それはみんなも同じだろうと思う。

ということで、また今日からよろしく。


盆の間にたくさんのメールをありがとう。

必ず全てに返信するのでちょっと待ってくれ。


9日

盆の予定が二転三転した。

もともとは台湾に一人で行くつもりだったのが、連れと博多に行くことになり、そして結局は拘束具を扱う某サイトのイメージ写真を撮影するということになった。

早い話が、カメラマンとして仕事の依頼を受けたわけである。

具体的には、現在他サイトで公開されている俺の作品のような画像を、という注文だが、あれでは商品がよく見えないので現場では苦労するだろう。

モデルも撮影場所も全部こっち任せということでやりがいは大きいが、反面プレッシャーも凄まじい。

プロとしての実績は皆無なので、経験とセンスで乗り切るしかないだろう。

本来、休むべきときには徹底して休む主義なのだが、そんなわけで今年の盆は仕事に追われることになった。

最も、事務的な仕事じゃないので楽しみではあるけれど。

某拘束具サイトについてはリニューアルが完了したらぜひアドレスを公開して下さいとのことなので、いずれみなさんにも紹介できると思う。

それではまた盆明けに。


6日

先週のコラムを書いていて、その昔、司法試験にチャレンジしていた知人の部屋に上がったときに、「持つぞ、書斎!!」と張り紙してあったのを思い出した。

互いに連絡が途絶えて久しいが、あれからどうなっただろうか?

一旦途絶えてしまった友人に再び連絡を取るには勇気が要るが、多くの場合、その勇気が10倍の喜びになって還ってくるものだ。

逆に、そういう相手から電話があったりすると、しまった、先にやられた!!と恥ずかしくなる。

更新終わったら電話してみよう。


2日

猿の惑星を観に行ったこともあって、毎夜ビール代わりに飲んでいるブラックジンジャーを今日はペプシにしたところ、ネードというキャラのスペシャルが当たった。

はて、ネードとは一体どの役だったか?


1日

今年の夏の暑さはどうも半端ではない。

今までの人生で最も暑い夏のように感じられる。

それとも俺がただへばっているだけなのか?

そんな中、このクソ暑いのに上下のスーツを着込んでいるサラリ−マン諸氏に言いたい。

ファッションかダンディズムか、はたまた社則か何だか知らないが、俺にはもうサウナスーツにしか見えない。

それが紺系だとこっちまで息苦しくなってくる。

こう暑いと逆に格好悪いと思うのだが、如何?

更にこういう人物に限って上着を脱ぐと下は長袖だったりする。

そりゃあ半袖があまり格好良くないというのは分かるが、長袖の上腕部がべっとり濡れて肌に張り付いている方がよほど格好悪いと思うが。

それでも一部の人はお洒落と言うだろうけど、この気温では「爽やかさ」からはほど遠い。

そう言えば羽田さんの省エネスーツはすっかり消えたな。


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