29日
今日だけで十通以上のウイルスメールが送られてきた。
俺が個人的に攻撃を受けているのか、あるいは自動的に大量発信されているのかは定かでないが、未だウイルス対策ソフトを導入していない方は、今度小遣いに余裕のあるときにソフトを一本買うことを強く勧める。
「ウイルスバスター」や「ノートンアンチウイルス」などが有名だ。
と、忠告してもなかなか買わないのだろ?
いつの日か泣きを見るぞ、本当に。
27日
今夜はアメフトの中継が午後7時からあるのだが、トヨタカップと重なってしまった。
もちろん観るのはトヨタカップの方だ。
試合が終われば10時まではガチンコで、そこから2時間はアメフトの録画を観る。
要するに、7時〜12時まではずっとTVの前ということ。
贅沢な夜だ。
そんな夜を見越して、少し高めのウイスキーとナッツやオイルサーディンやらをごちゃごちゃ買ってきた。
明日は二日酔い必至だ。
26日
昨日、以前から面白いと聞いていた「殺し屋1」を漫画喫茶で一気に読んできた。
棚には1〜3巻までがなく4〜10巻しか読めなかったのだが、イチの世界感は大体分かった。
単に面白いというだけであればわざわざ時間を割いて漫画喫茶まで出向く行動力は出ないのだが、「殺し屋1」にはSMの世界が色濃く反映されていると聞いてきたので、いつかは読まねばの念願が昨日叶ったわけである。
凄腕の殺し屋でありサディストでもあるイチと、イチに切り刻まれることを夢見るマゾヒストの暴力団幹部垣原との話なのだが、読んでみれば確かにディープなSM感がそこにはあった。
この漫画はもうじき浅野忠信の主演(垣原役)で劇場公開される(ちなみに、この映画のキャッチフレーズは「愛はかなり、イタイ」)。
そうなると一気に原作への注目が一般からも集まるだろうが、あれがSMの典例だと思われれば我々の世界はかなり誤解を受けることになる。
典例ではなく、あくまで一例であるということをはっきり述べておきたい。
「殺し屋1」が究極のSMを描いているかと問われれば、それは俺にも分からない。
別にエロ漫画ではないので、興味のある方は半日予定を空けて漫画喫茶へどうぞ(この
漫画は赤色が目印)。
ただし、残酷なシーンが多いので、女性なら途中で頁を閉じる人もいるかもしれないが。
19日
俺は通常三冊の本を並行して読んでいる。
すなわち通勤用の鞄に一冊、休日用の鞄に一冊、そして枕元の一冊。
現在は通勤用が「マフィアの棲む街」、休日用が「シャトウルージュ」、枕元用が「イラストで見る江戸の庶民の暮らし」となっている。
そんなわけでシャトウルージュがやっと半分に差し掛かった。
別にあら探しではないが、一つ決定的に俺の感性にそぐわないことがある。
それは男たちがドレサージュ(調教)に電動バイブを使っていること。
あれだけの凝ったシチュエーションにも関わらず電気仕掛けは頂けない。
黒光りのする木の彫り物にでもしておけば良かったのに。
当サイトにお越しの女性なら俺のこの感覚は大いに理解してもらえることと思う。
電動バイブはさて置き、あのようなシチュエーションでの調教をM女に提供してやることが俺の夢の一つ。
ハンニバル・レクター博士がもしサディストであったならば建てたであろう屋敷が理想として俺の頭の中にあるのだが、果たして似合うのかどうかという問題は見事に度外視されている。
まあ理想は高く持とうじゃないか、諸君。
15日
前回の続きになるが、このサイトの裏にはどれだけの長文を書いても毎回誤字・脱字の類が一切見られないM女性が多くいる。
おそらくは送信前に幾度か見直しているのだろうが、そこには主への尊敬と適度な緊張感を感じ取ることができ、俺の密かな自慢でもある。
「こんにちわ」に代表される文書が気になってしまうのは、彼女たちによって俺の文感が日々研ぎ澄まされているためだろう。
調教百態のあとがきで「主従関係は決して一方的なものではない」と俺は書いたが、これはその理想的な一例でもある。
深く感謝したい。
13日
いろんな方から日々メールを頂戴するが、その冒頭において「こんにちわ」「こんばんわ」という書き方が非常に目立つ。
それが俺の身内と呼べる人物なら注意もするが、好意的にわざわざメッセージや感想を送ってくれた場合だとこっちも見て見ぬ振りをするしかない。
正しくは「こんにちは」であり「こんばんは」だ。
最も、この勢いだと後十年もすれば正誤が反対になっているかもしれないが。
12日
shadow文庫でシャトウルージュが回ってきたので、早速帰りの電車で開いてみた。
俺は読み始めてつまらないと思ったら時間がもったいないのでとっとと見切りを付けて次の本に移るのだが、これは最後まで読みそうだ。
月子のバストが82cmというのはいかにも渡辺淳一らしい。
こういう話を書くなら85cm辺りの方が日本的な情緒を残しつつも官能的で良かったと思うのだが。
1日
ウイスキーの季節になった。
ウイスキーはビールと違ってゆっくりだらだら飲めるので、秋の夜長にはもってこいだ。
舌が鈍いのか高級品を飲んでも値段分程の違いは感じられず、よって俺にはリザーブやら膳で充分だ。
財布に余裕があれば肴には多少の贅沢をする。
最近のお気に入りはたらこ。
めんたいこじゃなくて生の甘口のやつを鰹のたたきみたいに表面だけささっと炙って、1cm間隔で切る。
それを醤油かマヨネーズ、あるいは七味で食べる。
海苔でくるんだり、厚めにスライスした胡瓜に乗せたりしてもいい。
そして〆は少し濃い目の日本茶でたらこ茶漬け。
幸運にもたらこが余れば翌朝も贅沢な朝食が楽しめることになる。
極めて簡単な肴なので酒を好む方は一度どうぞ。
ただし、多少素材には気を配らないといけないが。
翌月の雑記へ