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30日

江戸川乱歩といえば明智小五郎や怪人二十面相、少年探偵団などの推理探偵ものを連想する方がほとんどだろうが、それとは全く毛色の違う短編も多く残している。

時に妖しく、時に猟奇的なそれらの作品群こそ乱歩の真骨頂であると思う。

晩年は丘の上に居を構え、双眼鏡で他家の生活を覗き見するのが趣味だったそうで、決して誉められたことではないが、逆に言えば、そういう人だったからこそあんな魅惑的な作品群を残せたとも言える。

乱歩を読むには秋でも冬でも春でもいけない。

ムシムシした夏の夜こそ最高だ。


26日

初めてのメールに対して返事を送ると「本当にいたのですね!!」などと返ってくることが多い。

幽霊が更新しているわけじゃなし、そりゃいるさ。


25日

以前から何かの拍子にメールがどかんと集中して送られてくることが多々あった。

何故このような現象が起こるのかずっと不思議に思っていたのだが、ようやく疑問が氷塊。

単にこのサイトが雑誌やらスポーツ新聞に紹介されていただけのこと。

リンクフリーという表記は、サイト間のみならず雑誌等での紹介も主宰者の許可無しでOKと解釈されるそうだ。

道理で以前はよくもらっていた「○○○に載せてもいいですか?」というメールがピタッと止んだわけだ。

まあ、善意のリンクなら別に構わないが。

何せ、以前このサイトが週間ポストに紹介された時の記事のタイトルが「暴走日本列島」だったからな。

さすがの俺も怒って取材を受けた担当者に電話を入れたり抗議のメールを送ったが、何の音沙汰もなかった。

あれでマスコミのいい加減さがよくわかった。

要するに、彼らは売れれば何でもありなのだ。


24日

日曜だったか、巨人阪神戦のTV中継を見ていたら、銀山温泉をフューチャーしたCMが流れていた。

銀山温泉とは山形県にある明治時代の風情を残す温泉街で、毎年冬になると「銀山に行きたい」と連呼するものの、行動力不足ゆえ未だ実現していない。

どうしても温泉となると手近でグルメな城之崎にいつも落ち着いてしまう。

今年はどうだろう。

まあ、死ぬまでに一度のんびり行ければいいか。

銀山温泉にあわただしいスケジュールで行くのはもったいないしな。

小説とスケッチ持って一週間ほど滞在してみたい。


23日

先週、TVチャンピオン3分料理対決という番組が気になって現在大活躍中のハードディスクレコーダーに録画しておいたのだが、昨日見て目から鱗というか感動した。

この3分というのは仕込み一切なし、材料の用意のみ可なのだが、彼女たちはこの3分間という短時間で肉じゃが、カツ丼、肉まん、ロールキャベツ、モンブランケーキ、ティラミス等を次々と作っていくではないか。

中でも度肝を抜かれたのが手打ちパスタとカレーパン。

こんなメニューが三分間で一から作れるのだ!

優勝の決め手となった3分間チャーシュー麺もみんな旨そうに食べていたが、今度俺もやってみようか。

3分間で本格料理を作るという新たなジャンルを見たような気がした。


19日

昨日夜中に喉が乾いて、何故だかCMで見て気になっていたたトルコ風アイスクリームが急に食べたくなった。

その思いは徐々に強くなり、ついには自転車こぎ出してコンビニまで向かう始末。

しかし人気商品なのか、近場の4軒どことも売り切れだった。

3軒目などは、同じくアイス用の冷凍庫をのぞいては「ここも売り切れや」と呟く若い男女がいたほどだ。

彼らも俺と同じく深夜にトルコ風アイスを求めてはコンビニを徘徊していたに違いない。

で、今日の昼間、職場の近所でトルコ風アイスマンゴー味をゲットして食べてみると、普通のアイスとして食べても十分にいける味だ。

CMのようにアイスクリームが延びるのか!?と思ったが、少し溶かしてから混ぜると本当に延びる。

こう書いて思ったが、まあ俺もつくづく幸せな性分に生まれた人種だな。


18日

電車といえば、電車がホームに到着すると列を無視して車内に突入し、我先に空いた席に座ろうとする人種を見ると、その人の今までの全人生を疑いたくなる。

別に怒ったり腹が立つわけではない。

毛虫やゴキブリを見て不快になるような、そんな気分。

特におばさんと呼ばれる世代に多く見られる。

まあ、当サイトの関係者は誰一人そんな中年女性にはならないだろうと確信できる。


17日

先日ニュースでやっていたが、人身事故のドタバタで指令センターが発車命令を失念し、JRの満員電車が2時間も放置されたそうだ。

考えただけで恐ろしい。

トイレが近かった人など生き地獄だったろう。

かなり強烈な責めとも言えるが、世の中、運の悪い人というのは確かに存在する。


11日

芸能人はあまりコンドームを付けないのだろうか?

昨今の芸能ニュースでふとそう思う。


10日

どうも俺は昔から特殊部隊とかCIAやらKGBの文字に弱い。

女性でスパイものの小説を読む人などいるのだろうか?

これほど面白いジャンルもないと思うのだが。

男なら必読だろう。

「消されかけた男」「寒い国から帰ってきたスパイ」「ファイヤフォックス」が個人的にはお薦め。

これらを全く読んだことがなくて、ちょっと読んでみようかと思ったあなたは最高に幸せ者だ。

何せ今から特上のワクワクハラハラが待っているのだから。


9日

マトリクス・リローデットを観ようと劇場に行ったのだがチケットが買えるはずもなく、並ぶのが大嫌いなので、代わりにハンデットを観てきた。

元特殊部隊員にして戦闘ナイフの達人である現殺人マシーンを、同じく戦闘ナイフの達人である元教官が追うという内容で、「ああ、やっぱりクラブマガやらんとだめだな」が、映画の感想。

名前は知らないが、彼の目がとても印象に残っている。

射るような目線に迫力があるという意味ではジャック・ニコルソン以来ではないか。

映画自体は大したことなかったが、また見たい。


5日

本日アップを予定していたイラストギャラリー「呂布と赤兎馬」はSMと関係ない上に、仕上がりに納得していないので非公開とした。

あしからず。

なお、次回イラストのアップは今月末頃の予定。


3日

俺はどうも業界用語が好きになれないのだが、先月だったか、情熱大陸の最後でふと耳にした言葉はいたく気に入った。

「よう、下積んでる?」

これからの役者やクリエイターにとってこれ以上の響きはないというくらいの挨拶ではないか。

今度知人にして売れない作曲家Sに会ったときに使ってやろうと思案中。


2日

先週の雑記で紹介した映画は「ザ・グリード」という題だった。

ストーリー的には未知の生物とのサバイバルアクションなのだが、B級の出演者と脚本に妙な味があって、すっかりあの映画のファンになってしまった。

よせばいいのに昨日DVDまで買った。

風邪でも引いて寝込んだ時にまた見よう。


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