28日
さて、明日からGW。
親父の体調が芳しくないので外泊はおろかあまり遅くまで外に出られない状態が続いており、俺的に今年のGWはずっと家にいるつもりだ。
で、7連休もあるのだが、いかにこの状況を楽しむべきかを考えた結果、本来なら旅行なり何なりで使ったであろう小遣いを充てて電子ピアノを買った。
鍵盤もちゃんとウエイト付きで88鍵あり、以前から欲しかったのだが、いい機会だと思って奮発して買った。
そんな訳でGWはピアノ三昧しようと思う。
まあ、こう書くと非常に聞こえが良いわけであるが、その実体はサティのジムノペティをかろうじて弾ける程度なので、その点誤解なきように。
将来上手く弾けるようになったらM女を縛り上げた横で優雅に弾いてみたいものだ。
それではみんなも素敵なGWを。
26日
藤の花もすっかり色と匂いが抜けて艶っぽさがなくなってしまった。
花の命は短いと言うけれど、そう考えれば男の方が少し得だろうか。
六十過ぎても明らかに格好良くなっていく男たちがいる。
先日他界したいかりや長助などもそう。
何がそうさせるのだろうかと考えればやはり生き様ということになるのだろうが、例えば俺がこの先三十年SMや切り絵を続ければ、少しは輝いて見えるのだろうかね?
ま、NOでも止めないけどな。
20日
先日も書いた通り、藤棚の下で過ごすのはとてもエロティックで気持ちがいいのだが、そう思うのは俺だけじゃなさそうで、カナブンやらクマンバチやら何やらがやたらと集まってくる。
あの匂いからして相当に美味しい蜜なのだろう。
カナブンやクマンバチニにクンニされまくり、俺には視姦と嗅姦され、この藤は相当喜んでいるに違いないとまたアホなことを考えた春の一日。
19日
土曜に小林サッカーを見たが、やはりタランティーノはいい。
あのばかばかしさがたまらない。
まだ見ていないキルビルが急に見たくなった。
14日
関西の桜はほとんど散ってしまったが、今度は藤が咲いて濃厚な匂いを惜しみなく発している。
色といい匂いといい、とてもエロティックな花だと思う。
藤の花の下に行くと昔から勃起する。
熟したマンゴーもそうなのだが、欲情した人妻の体臭を連想せずにはいられない。
この時期、藤棚の下は俺にとってとても卑猥な場所だ。
叶うならそこで一度セックスしてみたい。
13日
喉に刺さった小骨について、「やわらか目に煮たうどんを噛まずに飲み込む」という方法が一番効きそうだったのでさっきやってみたら一発で取れた。
うどんは喉越しとはよく言ったものだ。
ということで、今夜はハムステーキをおかずに丼飯を堪能する。
いつもに増して気分いいので食前にはとっておきのシェリー酒を飲んでやろう。
抜き方を教えてくれた方々どうもありがとう。
12日
金曜日にいつもの店に飲みに行った。
「今日はガシラとアブラメのいいのが入ってます!」と板前が言うので、「そんなにいいのやったら両方とも刺身で」と友人が返した。
俺もそうだが、魚介好きの人間は何でもかんでもまず生で食べたいと思うものだ。
更にはババアという???な魚の名前もあったので、それも刺身で頼んで待つこと15分、ガシラとアブラメは薄作りの躍りで出てきたが、特に美味いというほどのものではない。
ババアはヒラメの縁側にちょっと似ている感じで値段も安くて気に入った。
とまあ、ここまでは何でもない話なのだが、そのとき喉に骨が刺さってしまった。
骨が刺さるなど何十年振りだろうか?
犯人は間違いなくガシラだと確信するが、飯を飲み込もうが何しようが一向に取れなくて、今もまだ刺さったままだ。
おかげで腹は減るものの食べたいという気がしない変な状態が続いている。
無事取れた暁には分厚く切ったハムステーキにバターを乗せて丼飯4、5杯食ってやろうと思案中。
早く取れんかな。
7日
綺麗だ。ひと風吹くと桜の花びらがひらひらと舞う。
もうひと風でまた舞う。
けれども、木を見れば決して花が減ったようには見えない。
足下にはこんなにたまっているのに不思議だ。
と、そんなどうでもいいことやあんなことをいろいろ考えながら、昼休みに桜の木の下で三時間。
眠たくなってきたので戻ったが、誰も俺を怒らない。
いい職場だ。
6日
朝起きたら今日も天気が良さそうだったので一人で花見に行って来た。
たくさんの桜を独占できる秘密の場所があるのだが、そこで弁当食べ、あれこれ考え、昼寝して、毎年これをしないと春が来た気がしない。
ということで俺的には今日からが春だ。
俺の理想の花見というのは桜の木が一本だけぽつんとあって、あたりは玉砂利なんかが敷き詰めてあるような、よく武士の切腹でありそうなロケーションだが、そんな桜の下で夜を過ごしてみたい。
幽玄とはほど遠い日常だが、せめて心までは貧しくなるまいと思う。
5日
昨日の花見が雨で中止になった。
代わりにカラオケボックスに行こうという連絡が来たのだが、ブーイングを浴びつつ欠席。
カラオケとボーリングは昔から大嫌いだ。
代わりに一日絵を描いた。
普段は夜に描いているので音楽のボリュームも控えめだが、昼間ならいつもより3ノッチほど上げて流すことができる。
好きなことして好きな曲聴いて、花見が流れたのは残念だが、とても贅沢な休日になった。
翌月の雑記へ