29日
その昔、仕事上の会話で「それは物理的に無理です」と上司に答えたら、「物理も化学もあるかっっ!!!」と大喝されたことがある。
その言葉が格好良かったので、以来、俺と同じ台詞を口にした相手には同じ一言でもって大喝してやろうと手ぐすね引いて待っているのだが、あれから十年越、残念ながら未だ誰も言ってこない。
28日
気が付けばNHK大河ドラマ新撰組を毎週楽しみに見るようになった。
第一回があまり面白くなかったので以来放置していたのだが、何かの拍子で目にすると舞台が京都に移っていて、それから見るようになった。
例えセットとわかっていながら、ああいう情景には心惹かれるものがある。
そんなわけで、見続ければストーリーも面白く見えてくるのだが、それ以上にセットに注目するというちょっと変わった見方をしている。
新撰組の話と言えば土方の自殺ともいえる戦死で終わるのが普通だが、このドラマは果たしてどこで終わるのか。
最後までやったら近藤の斬首やらみんなの戦死でとても暗い話になってしまうので、終わりどころに三谷も苦労しているのではないだろうか。
22日
もし俺から添付ファイル付きのメールが届いていたら、開かずそのまま削除するように。
以上。
21日
コンサートは楽しかったとか良かったとか、そんな次元ではなかった。
目の前で歌う彼女には後光が差して見えた。
英語でいえばオーラということだろうが、今までコンサートは何度も行ったことがあるけれど、ステージが神がかって見えたのは今回が初めてだ。
俺は確かに女神を見たような気がする。
今もコンサートの余韻が消えない。
それもこれもあの歌声あってのことだが、生のそれはCDと違わなかった。
というより、CDよりもさらに美しく聴こえた。
ソプラノ歌手ゆえに彼女のステージには当たり外れがあって、北海道公演で蟹を食べて体調不良という報道に、もしやコンディション最悪!?と焦ったが、どうやら今回の日本公演はどことも良かったようだ。
サラ・ブライトマンといえば最大のヒットが「time to say goodbye」なのだが、日本ではニュース・ステーションのオープニングで使われていた「sarahbande」や、テレビ朝日系サッカー日本代表の試合やニュースで終始流れている「a question of honour」の方が有名だろう。
次の来日は愛知万博オープニングのスペシャルゲストだそうだが、チケットさえ手に入るのならば月末の台湾公演に行ってみたい。
しかし台湾のヤフオク覗いてもチンプンカンプンで、また生でじっくり聴けるのは3,4年後ということになるだろう。
ま、それまで俺も頑張って今回を懐かしむとしよう。
15日
小学校の遠足でもここまで楽しみにはしなかった。
いよいよ明日最前列で観てくる。
万一残業になっては困るどころの話ではないので休みを取った。
今夜は寝付けそうもないので、ウイスキーをちびちび飲みながら画集や写真集でも眺めて過ごそうと思う。
ではまた来週。
14日
最近よく作るメニューの一つがとんぺい焼き。
これって関西の食べ物なのか?
焼いた豚肉をオムライスみたいに卵でくるむだけのシンプルメニューだ。
豚肉はバラが安い上に美味しい。
しょうが焼き用とかあんなんじゃダメ。
とんぺいにはバラだ。
てんこ盛りにキャベツの千切りを添えてケチャップとソースとマヨネーズと青のりかけて食べる。
おいしい。
絵に夢中になって夕食が深夜になってしまったときによく作る。
おかげで卵でくるむのも最近では上手くなってきて、オムソバなんかも楽勝だ。
UFOオムソバもおやつによく食うな。
8日
コンサートを良席で観たいのなら、まずチケットぴあ等で買ってはいけない。
例え特別先行電話予約開始0秒のチケットであれ、ぴあ等に回っている時点で良席は期待できない。
狙うのはコンサートを仕切っているプロモーターが確保している席で、そこの会員に入っていれば抽選にエントリーできる。
特にウドー音楽事務所の会員抽選は良席が多いので有名らしい。
しかしわざわざ会員になる必要もなく、世の中にはチケットの転売で小金を稼いでいる転売屋が腐るほどいるので、ここは彼らが出品するまで気長に待つ。
通常、プロモーターのチケットは転売防止のためにコンサートの日時が迫ってから発券するので、それらは一斉にヤフオクに上がってくる。
それを安く買うわけだ。
日時が迫っているため既にチケットを確保している場合も多く、先日など最前列が定価で落札されていたし、良席でなくても良いのなら定価割れも珍しくない。
宇多田やグレイではこうはいかないかもしれないが、通常のコンサートなら上記の方法が一番良いのではないだろうか?
次は京都長岡京で行われる玉置浩二のアコースティックライブをこの方法で狙ってみようと思う。
例え安く買えないにせよ、定価の1.5倍も出せば相当の良席が買えるようなので、たまにしか行かないコンサートなら五割増しでも俺的には全くOKだ。
7日
長い先のことだと思っていたサラ・ブライトマンのコンサートもいよいよ来週に迫ってきた。
一日一度はチケットに印刷されたアリーナ1列という文字を見てにやけている今日この頃だ。
俺は今回このコンサートを良席で観たくて、ここ三ヶ月あまりヤフーオークションの動向をチェックし続けてきたのだが、今回で良席の買い方が少しわかった気がする。
明日にでも伝授しよう。
1日
これからの季節、電車の待ち時間には冷房の効いた待合い室に入ってしまうわけだが、そこで見ず知らずのお年寄りたちはかなりの確率で会話を始める。
ヨーロッパではエレベーターで軽く会釈を交わすと聞くが、日本のお年寄りもなかなか社交的であり、人間年をとると自然にああなるのか?
あるいは仲間意識のなせる技か?
しかし反面、ますます変骨に磨きのかかる老人もいるわけで、さて、俺はどっちのタイプになるだろう。
翌月の雑記へ