23日
以前にも書いた記憶があるが、せめて正月くらいはコンビニを閉めてもらいたいものだ。
コンビニが増えてスーパーも元旦から営業するようになりとても便利になったが、おかげで正月の特徴であるあの不便さが全くなくなってしまった。
昔は31日に食料買いだめに行って「ああ、正月が来るな」と感じたものだ。
おまけに正月といえば独特の匂いがあったのだが、今ではもうそれを感じない。
その点、田舎は今でも正月らしいのだろうね。
とても羨ましいと思う。
正月とも只の連休ともつかない日々までもう少し。
また来年も宜しく。
22日
風呂場の暖房というのはどこか資源の使い方を間違っている。
無粋の極みだ。
我が家は通勤通学の道に風呂場が面しているので無理なのだが、できることなら冬場も窓を開け放したいくらいだ。
顔だけ寒くて、体が暖かいというのはちょっとした露天風呂気分であり、あの妙な温度差が好きだ。
毎年末どこかの温泉宿に泊まりに行くのは恒例の行事となっている。
こう書くとどこかのM女と行っているのだろうと思われそうだが、相手は親友だ。
今年は俺が予約を取った。
俺の宿を選ぶ基準が
・二万円以下
・料理が美味しそうであること
・例え美味しそうであっても山中の宿であるにも関わらずまぐろの刺身やエビの天ぷら等が出ないこと
・できれば朝飯にも多少のこだわりが感じられること
・洋室は問題外
・露天があればなお良し
・建物が古いこと
この中の条件で一番苦労するのが最後の項目だ。
料理の美味しそうな宿などいくらでもあるが、建物が鉄筋コンクリート丸出しでは泊まりたいと思わない。
「大人の週末」とかその手の雑誌には魅力的な宿が紹介されているが、同時にその値段まで大人仕様だ。
今年は京都府にある宿を選んだのだが、果たして当たりか外れか?
21日
家電の量販店にいけば嫌でも大型のテレビが目に入ってくるが、デジタル放送はそんなに凄い画質か?
今のアナログよりも綺麗なのは確かだが、騒ぐ程の画質には感じられない。
機種にもよるが、近づいて見ればアナログと大差ないものもある。
一方、次世代の録画用大容量メディアが控えているが、デジタル放送になれば結局それなりの画質で録画できるのは2、3時間程度だ。
それよりも俺はアナログのままでいいから、一枚のメディアで画質を保ったまま20時間以上録画できる方が余程ありがたい。
昨日、ソニーがプラズマテレビから撤退するという記事があったが、最近買った人は怒り爆発だろう。
20日
先週の続きとして、男同士のおごりについて少し書いておこう。
例えば焼き肉の後は当然ラーメン屋へ行くわけだが、「さっき出してもらったから次は俺が出すわ」などとは決して言わない。
他はどうだか知らないが、俺のまわりでは暗黙のルールだ。
おごると言われたら徹底的におごられて、借りを作る。
で、決して忘れず、いつかその借りを返すわけだ。
中途半端にラーメンと餃子をおごり返して何となく貸借無しにしようとするせこい発想は一番嫌われる。
他に、「今日は遠慮するなや」と言われて遠慮する奴もダメだ。
その一言が出るということは懐が暖かいわけで、そこで遠慮されたらおごり甲斐がない。
ま、女性の世界とは随分違うかもしれないが、これも繊細なる丼勘定の一つではないかと思う。
15日
ほとんどの一般人にとってこの12月というのは一年で最もグルメな時期だろう。
前半はボーナスで懐が暖かく、後半は忘年会だ。
この時期友人から誘われて「今日は俺が出すで」と言われれば問答無用で焼き肉屋をリクエストする。
更に「遠慮せんといてや」と言われれば、先ずは好物の生レバ五人前とユッケ二人前、そして生ビール。
後はひたすら上カルビ、上タン、テッチャンこの三品を繰り返す。
たまに気が向いたらツラミ、ハラミ、ミノサンド。
キャベツはかなりの量を食べるが、焼き肉屋によくある豆もやしも好きだ。
実は明日ボーナスが出る友人から誘われているので、おそらくはそうなるだろう。
まあ、飲み過ぎないようにだけは気を付けよう。
14日
俺の慢性的な小遣い不足にはいくつかの原因があるが、その一因として平均的な額より明らかに過多な月々の保険代がある。
もろに家系ということもありガン保険に至っては二社分で毎月何もせずとも飛んでいく固定費だが、しかしながらこれは俺の考えとして、保険代というのは全く損した気にならない。
保険代を損しているということは言い換えればそれだけ健康なわけで、人間健康以上の幸福はない。
よって、月々の保険代というのは払わないで浮いて得したと思うより、払って損したその健康にこそ大いに幸せを感じるべきだ。
結果、万一の備えにもなってるわけだし。
というわけで、俺はこれからも損し続けたいと思う。
13日
最近あぶった寿司が流行っているようだが、あれは全くの邪道だ。
生で食べられる新鮮な魚なら生で食うに限る。
中でもトロやサーモンをあぶる店が多いが、おまかせで注文してこの手が出てくると一瞬じろっと職人を見てやる。
他方、酢でしめたり漬けにする江戸前は俺的に全くOKで、コハダやシメサバは好物でもある。
要は寿司ネタに火を入れたのが嫌いだ。
中尾彬みたいに寿司にあまり細かいのもスマートとは思えないが、とにかく、あぶりだけは止めてもらいたい。
9日
次回の日曜洋画劇場は戦場のピアニストだが、これは見ない方がいいだろう。
感動大作という触れ込みだが俺は全く感動しなかったし、それ以上に荒んだ気分になる。
史実に目を背けるつもりはないが、それなら本なりドキュメントなりもう少し別の場所で向かい合いたい。
映画を見て気が沈むのは最悪である。
本でも読むか、翌日に備えてさっさと寝るのが正解だ。
8日
スーパーテレビで一つ思い出した。
歌舞伎町に鳴り物入りでオープンした大阪の人気ラーメン店神座(かむくら)はその後どうなったのだろうか?
知ってる人がいたら教えてもらいたい。
そういえば先週の産経新聞に載っていたが、驚くことに今ニューヨークではラーメンブームだそうで、寿司の時以上の盛り上がりらしい。
アメリカ人に微妙なスープの違いが分かるのか疑問だが、ラーメン好きの俺としては何だか嬉しい。
7日
月曜スーパーテレビは昔から結構よく見る番組だが、昨日はまたホストの世界を紹介していた。
人それぞれ感想はあるだろうけど、俺が毎回思うのは、あれじゃ酒が可哀想だ。
作った職人が見たらきっと怒るだろう。
その点、男が行くクラブやラウンジなんかはまだ飲ませ方に節操がある。
ま、俺は興味ないけれど。
そういえば、今までの人生で3回ほど北新地に連れて行ってもらったことがあるが、いずれもオカマバーだった。
店がハネたら、どこそこに旨いラーメン屋があるというのでみんなでタクシー飛ばして行ったが、それがまったく旨くない。
その後、食べ足りないということで中央市場へ朝から魚を食べに行ったが、俺の馴染みの海鮮屋の方が安くて旨くて食器も盛り付けもいい。
あれが金持ちの遊びというやつか。
くだらんな。
6日
異常気象により地球の温度がどんどん下降するのと上昇するのではどちらがましだろう?
学問的なことはおいといて個人生理的な考えとしては寒い方がましか。
寒いのは着ればしのげるが、暑さは脱いだところでどうにもならない。
セックスにしても、汗だくよりは布団にくるまって抱く方が楽しい。
冷麺で体は冷えないが、鍋だと暖まる。
南極や北極の氷も保たれるし、水にも不自由しないだろう。
ふとこんなことを考えるのは、12月だというのに関東では夏日で、昨日俺は蚊に刺されたから。
1日
今の俺は精力が充満している。
というのもここ数日生卵を一日三個ほど食べ続けているからだ。
超高級卵をもらったのだが、火を入れてはもったいないと新しい内に生で食べ続けている。
かの魯山人にして「この世で最も旨い」と言わしめた卵飯。
俺の丼茶碗は魯山人風なのだが、それで食せば朝から随分贅沢をしている気分になる。
時に週末の予定をかんがみれば、両日とも男友達と会うことになっている。
さて、このパワーをどこに持って行けばいいのやら?
翌月の雑記へ