31日
マネージャーという仕事の面白さは全く理解できないが、羨ましいと思うことが一つある。以前キー局のロケベンベスト10やら楽屋弁当ベスト10やらを見たことがあるが、どれも高級そうで美味しそうな弁当ばかりである。俺の場合あれら弁当なら豪華夕食になり得る。で、例えば大阪のタレントがマネージャーと一緒に東京キー局の番組出演のために局の楽屋に入ったとしよう。すると楽屋の机の上には2人に対して6個の弁当、すなわち3種類×各2個ずつが置かれているのだそうだ。これはどういうことかといえば、弁当はそれぞれ和洋中等のジャンル分けがされていて、そこからお好きな弁当を選んで食べて下さい、というわけである。残った4個の弁当はどうするかと言えば、全て廃棄処分される。当然持ち帰りもOKで、業界マネージャーというのは高級弁当が食い放題なわけである。唯一、これだけが羨ましい。しかしまあ、贅沢ちゅうか、大雑把ちゅうか、もったいない話だな。
30日
「一体何が面白くてそんな仕事に就くのだろう?」と思う仕事の中にタレントのマネージャーがある。極度の世話好きなのか?あるいは、業界人の一翼だから?吉本興業など大手ではそれなりの学歴が要求されるという。そんな知識がありながら何故にマネージャー?全く理解できん。ちなみに、最も格好良いと思う職業は日本で言えば自衛隊の医官だ。マシンガンをぶっ放す医者。何と知的でワイルドな職業だろうか。
26日
以前、刻みネギを買うなど女性ではないと書いた記憶があるが、それと似て非なる根切りもやしは大いに推奨したい。3、40円程割高にはなるが、新聞広げて竜頭をちまちま取る時間をその金で買うわけだ。まあ30分はかかるが、40円なら実に安い。例えば今夜は野菜炒めにするとしてスーパーに入り、もし根切りもやしがなかったら俺は即刻別のメニューに変更する。通常のもやしを買う女性にとやかく言うつもりもないが、ならば根切りにして浮いた時間を余暇に回せばいいのに?と思わなくはない。あるいは、TV見ながらチマチマやるのも立派な余暇か。まあいい。とにかく俺は根切り派だ。
25日
考えるのではなく楽しむもの。セロはいつもそう言うが、やはりいったいどうなっているのか考えずにはいられない。2chのスレッド探せば種明かしがされているのか?まあ、それは読まずにおこう。番組終わって絵の作業の戻りつつ、横目でNHK今日の料理をチェックする。昨日はビールに合うおつまみ特集だった。たわいもない料理ばかりだが、10品も作ったのは俺の記憶にある限り番組の最高記録だ。家で店並の鰻が食べられるそうで、今夜のためしてがってんもチェックする必要があろう。とは言え、俺にはわかっているのだ。横目でTV見ながらではロクな絵しか描けないことを。わかっちゃいるけど、止められない。明日もサッカー見たいしな。勝ったら勝ったでまた決勝。何とかせねば。日々この繰り返し。
24日
新聞を読めば今夜は久しぶりにセロのマジックが放送されるようだ。タイトルによればマジックで世界一になったとのこと。イリュージョンと称するカッパーフィールドや天功などの大掛かりなマジックは好きになれない反面、指先の器用さで勝負するクローズアップマジシャンは尊敬の念さえ覚える。セロの指先も見事なものだ。今夜もまたプロの技を楽しませてもらうとしよう。
19日
例によってミナミ巡回コースに行って来た。時々で変化するのだが、今はジュンク堂〜道具屋筋〜食事〜再びジュンク堂〜ギャンドゥー(ビックカメラ8Fにある100円ショップ)というのが最近の定番だ。ジュンク堂の店内においても巡回のルートがあるが、これは以前書いたので省く。で、食事についてだがこれもだいたい決まっていて、うなぎのいずも屋、松屋(牛丼店ではなく蕎麦屋)、洋食しき浪、洋食重亭、洋食自由軒、肉吸いのちとせ、焼き肉五苑...とまあこれらが定番だが、先日ここに新たに八銭という店が加わった。NGKの真正面にある居酒屋兼昼間は洋食屋の店で土日も15時までランチをやっており、俺が食べたのは自家製ミンチカツ定食だが、あの内容で550円はお値打ちだ。何より嬉しいのは、ソースはとんかつソースではなくデミグラスがでれっとかかっていること。業務用丸出しの味だが、やはり洋食はこうでなくてはならん。次は650円のビフカツ定食を食べてみようと思う。
18日
親父は勤めていた会社の俳句同好会に所属しているようで、年に何度か集まりの案内が届く。そのための新作なのか、チラシの裏に一句書かれたものがテーブルの上にあった。「カタツムリ アジサイの葉に独りぼっち」思わず吹いてしまったが、よくよく詠めばこれはこれで味がある。何より肩の力の抜け具合が良いではないか。笑って悪かったが、今ではお気に入りだ。
17日
情熱大陸アレックス・カー良かった。祖谷も最近では麓に立派な高速道路らしきものができているのだな。彼が失望するのも無理はない。さぬきうどんの件にしても徳島というのはどうも行政がおかしい。というのも、うどんは今や徳島県の立派な観光資源だと思うが、店から流される麺のゆで汁がよろしくないということで、浄化槽の設備が義務付けられる。この浄化槽というのが決して安いものではなく、資金のない小体な製麺所はのきなみ淘汰されるのではないか?という懸念が出ているそうだ。せめてこういう所にこそ補助金を、と他府県者ながら願わずにはいられない。食の観光資源といえば大阪ではたこ焼きが筆頭だが、週末ともなれば長蛇の列を作る道頓堀大たこの立ち退き騒動はその後どうなったのか?なんでも店があの場所を不法占拠しているということで市が立ち退きを要求したらしい。よく通る場所なので肉眼をもって顛末を確認したいと思うが、心情的には店側だな。
13日
明日からは長い歴史を持つ祇園祭でも初の三連休だそうで、凄まじい人手だろうが、天気予報が良くないな。ま、俺には関係のないこと。昔は意地でも浴衣姿の女連れて行ったものだが、今となっては祭の前の何となく盛り上がりつつある京の町を一人で歩く方がいい。先日上野の森美術観展の鑑賞を兼ねて散歩してきたが、毎年祇園祭前の京の散歩でいよいよ夏も本格的になるという気がしてくる。俺の一番好きな季節でもあり今年も大いに楽しみたいが、とりあえず8月の頭は広島への一人旅だ。それはTASCHENのショールームであり、ゴッホのドービニの庭であり、広島市民球場である。時間に余裕があれば俺の好きな場所である宮島の千畳敷でしばし瞑想を楽しみたいと思っている。
12日
懐かしいといえば三丁目の夕日の撮影が終わったそうな。公開が楽しみだ。クランクアップの記者会見で吉岡・・が「この映画の中に美しい日本があると思います」と言ったが、今の日本が美しくないということでは賛成だ。日本という国自体に上手くリセットはかけられぬものかと思うが、要するに昔の共産主義の背景もこういうことだったのか。もし俺が総理になったら何を主張するだろう。戦争反対、永久中立。ただし、中立を維持するにも軍隊は要るので徴兵制を併せた防衛軍。学校の教師には鉄拳制裁権を付与。犯罪者に人権なし。食料自給率100%以上を目指すべく抜本的な農業改革。公務員70%削減。マイカーを禁止、あるのは公共の鉄道とバス、タクシーのみ。トヨタ社員は職を失うが、農家にでも転業してもらおう。政治家二世禁止...とりあえずこんなもんでどうか。何を無茶苦茶な、と思うなかれ。核のボタンが押されればこれ以上の大リセットがやってくるし、今はもう戦後60年ではなく戦前なのだ。話戻って三丁目の夕日の作者である西岸良平だが、これはニシギシと読むのではなくサイガンと読むのだと昨日新聞のルビで知った。
11日
録画しておいたアド街「懐かしい風景が残る日本の町ベスト30」を見た。3位は長野県妻籠、2位は飛騨の合掌造り、では1位はどこかといえば奈良県今井町。初めて知った名だが、映像で見る限り江戸時代がそのまま残ったような本当に素敵な町だ。それもある特定の筋だけがそうというのではなくて、町内全体がそうなのだ。決して遠くはないのでこれはぜひ一度行かねばならん。
10日
次回の情熱大陸はとても楽しみなアレックス・カー。俺には馴染みの名前だが、知らない人も多いだろう。次回放送を見て日本人は、特に京都人は大いに反省すべきだ。このようなことを外国の人に率先してやってもらっているのだから。徹子の部屋に出ると芸能人も一人前だと言われているが、そういう意味において情熱大陸は一般人にとっての徹子の部屋だとも言える。以前も書いたように思うが情熱大陸が日曜夜の放送というのは絶妙だ。新たな一週間を迎えるにあたってどれだけパワーをもらっていることか。いつまでも続いて欲しい番組だ。
9日
土曜日は7時からヨドバシカメラに張り込んでいたものの、残念ながらYMOの生中継は見ることができなかった。ニュースでも大々的に報道されているライブ・アースの一組として出演したものだが、京都会場の二組目UAのステージが8時15分に始まったので、ということは彼らのステージはヨドバシ閉店後となり、その時点で諦めた。残念。これなら素直に友人宅で見れば良かったが、そうなると昼間の予定をキャンセルせねばならず、まあ仕方がなかったかな。あるのなら、BSでの放送を待とう。
先ほどのNHKニュースで知ったが、YMOの演奏は4曲だったようだ。少ないな。要するに横浜での公演の超縮小版というわけだ。ノーギャラなのでこんなもんかとも思うが、ヤフオクで高いチケット買って行ったファンにはちょっと気の毒だな。
5日
最近魯山人の著書で知った一品をよく作って食べている。魯山人は夏の暑い盛りによく食べたそうで、厚揚げをこんがりと焼いて包丁を入れ、それに大根おろしをのせて醤油で食べるという何の変哲もない一品だが、この料理の名を雪虎と言う。おそらくはゴマの黒と厚揚げの黄から虎に例えたのだろうが、この響きだけで味が5割はアップしそうな程に何と風情溢れる妙名だろうか。何も魯山人が名付けたわけではなく、昔の京都の人がそう呼んでいたそうだ。もう一品ある。大根おろしのかわりにネギの小口切りを使えばどういう名前になるか?次を読む前にちょっと考えてみてほしい。答えは...竹虎。何と豊かな発想だろう。ただひたすらに恐れ入る。今夜は雪虎をポン酢仕立てでやってみようと思う。雪虎に合う器もあるので、たかだかこの100円程度の一品と冷酒でずいぶんと豊かな気分の夜が過ごせる。大根は甘口の方が良いだろう。淡泊だが、風情で飲める人には実におすすめだ。
4日
YMOファンはいるかね?金曜夜10時から横浜であったHASのライブがドキュメント仕立てで放送されるようで、とても楽しみだ。そして翌日にはいよいよYMOのライブがある。往年のファンとしては贅沢な週末になりそうだ。
3日
梅田や河原町の駅ではコンチキチンの音が聞こえ始めた。祇園祭だ。俺が二十歳前後の頃、祇園祭と淀川の花火大会というのはそれはもう特別なイベントで、これらに女と一緒にいけるかどうかが夏の重要な関心事だった。が、今ではあの人混みにうんざりする。俺も老けたものだ。それでも祇園祭の期間中は一度くらい足を運んで鯖寿司かうなぎを食べたりする。昔と違って女と一緒に歩かねばならないということはないし、むしろ一人で行くことの方が多い。いつかは和装で初夏の京都をブラブラしたいと思っているが、今の俺はまだダメだ。外見だけ良くしたところで中身が全く付いてきていない。出来損ないの御曹司がロレックスをはめているのと同じで、あれほど恥ずかしいものはない。今巷で話題のあの会社のコロッケ3兄弟の長男だったか次男だったかのオールバックも相当恥ずかしかった、ちゅうか、不快だったが、ああいうのがロレックスはめてるとつくずく時計に同情する。
2日
坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣の三人が七夕の夜、sketckshowでもなくhumanAudiosponjiでもなくYellowMagicOrchestraとしてステージに立つと知ったのは昨日の夜たまたまNHKSPを見ていてのこと。単なる名前の違いなのだけれど、やはりYMOとして演るということはファンにとっては凄いことなのだ。しかも場所は京都東寺。アクセス良好、簡単に行ける。早速ヤフオク見てみれば元は6,000円の自由席でさえもう俺の小遣いでは手の届く値段ではなくなっている。残念、ちゅうか無念。ただし、NHK-BSHIで生放送されるようなので友人の家、あるいはそれが無理ならヨドバシかビックカメラで中継見ようと思う。まあ、ステージがあることを事前に知っただけでも幸いということにしておこう。
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