23日
ザ・コンサルタントを劇場で2回観た。
なぜ俺のツボにはまったのか、理由は簡単だ。
スナイパー、特殊部隊並の戦闘能力、徒手格闘も最強、そしてCPA。
CPAとは日本で言うところの公認会計士であり、つまり主人公は極めて高いレベルにおいて文武両道であるというわけだ。
この設定がいつだって俺の心を掴んで離さない。
文だけではダメ、武だけでも尊敬までには到らない。
俺の最たるヒーローは医学部を卒業して病院勤務を選ばずにSEALS(海軍特殊部隊)に入隊するような戦士だ。
これこそ文武両道の極みではないか。
純粋に男として憧れる。
今日も俺の名も無きヒーローは世界のどこかで戦っているのだろうな。
16日
俺的にどれだけ待たされても頭に来ないもの、それは鰻屋とジュンク堂茶屋街店のレジだ。
鰻屋で重が早く出てくるのは予め焼き置きされた鰻を暖めるだけだから。
まあ、言ってみれば王将のザル焼き飯と同じだ。
鰻屋ともなればこちらもそれなりの気合いと予算で事に望んでいるわけだから、漬け物で日本酒をちびちびやりながら待たされるくらいが丁度いい。
そういう意味でも、昨年のGWに行った赤羽橋の野田岩はいい店だった。
最近、ジュンク堂茶屋街店のレジ待ちの列が以前の状態に戻ったように思う。
蔦谷書店が近くにオープンして客が目に見えて減った時は店の存続さえ危ぶんだものだが、とりあえず窮地は脱したように見える。
先日俺がジュンク堂で買ったのはランチパスポートなる一冊。
つい好きな店ばかりに偏ってしまうので、こんなにいろいろお得にランチが食べられるのなら、という思いで買ってみた。
しかし家でよく見ればほとんどの店が土日は対象外となっているではないか。
1,000円損したな。
13日
ガパオライス系が好物でよく食べるのだが、先日、偶然ではあるが俺はその正しい食べ方を発見したように思う。
ガパオライスを食べるに当たって最も問題になるのがご飯の上に乗った目玉焼きだ。
週末、busabaでガパオライスを食べ始めようとした時、俺は無意識の内に玉子の黄身にスプーンを突き刺していた。
するとどうなるか?
黄身がライスに吸収され、後は火山の火口のように白身だけが残るのである。
ビジュアル的にはイマイチだが、最初にこうしておけば玉子の黄身のマイルド感を全て無駄なく楽しめる。
普通なら黄身を割ってトロリとやるが、黄身の流れのコントロールが難しく、半分くらいは具のゾーンへと流れて一体化し、マイルド感が完全に失われてしまう。
次回、ガパオライスを食べる時はぜひ俺のアドバイスを思い出して欲しい。
きっとこの食べ方が気に入ること請け合いだ。
2日
ピコ太郎のI have a pen.で思い出すことがある。
現在唯一無二の俺の親友は中学時代に全く勉強しなかった。
それでも国語や歴史は常識で何とかなる問題もあり0点ということにはならなかったが、特に酷かったのが物理や英語だ。
ほぼ毎回0点で本人もどこかそれを自慢するところがあり、テスト返却時にはいつもクラス中の爆笑を自ら誘う始末。
いつも赤ペンで0と書かれるので、「○○の赤饅頭」として学年でもつとに有名であった。
見るに見かねた英語の先生が卒業前の最後の試験で「いいか、○○。一問目は「これはペンです」を英訳しろという問題を出す。
だからおまえはThis is a pen.と書け。これで3点や」とまあ、俺の中学時代にはまだこんな先生がいたのだな。
そしてテスト返却当日、赤饅頭が卒業前の最後の英語の試験で3点を取るというのでクラスの皆が答案に注目したが、返却されたそれはやはりいつもの赤饅頭であった。
「なんでや先生、これは3点やろ!」と俺が詰問したところ「よく見ろ、○○」と言われ、じっと答案をのぞき込むと、そこに書かれていたのはThis
is a pan.だった。