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30日

今回の台湾旅行で俺は新たな楽しみを見い出した。

それは魯肉飯の食べ比べだ。

台湾人のソウルフードとも言える魯肉飯だが、日本で言うところのヘタチャーシュー丼に最も近く、我々の味覚にもとても合う味だ。

ただし、向こうのそれは日本のヘタチャーシュー丼に比べてどこかしら儚さがあり、あれだけ食べまくったにも関わらず帰国して最初に味が思い出せなくなるのがこの魯肉飯であり、何とも不思議な一杯である。

魯肉飯は店ごとに味が微妙に、あるいは極端に違うので、そんな店ごとの個性を楽しむのがとても楽しい。

利き酒ならぬ、利き魯肉飯というわけだ。

運ばれてきた時の見た目、最初の一口を食べる前の期待感やらドキドキ感。

これが小腕なら日本円換算で1杯100円もしないのだから嬉しいではないか。

今回あれこれ食べてみてどうやら俺はあっさり系の魯肉飯がより好きなようだ。

とはいえ、例え出てきたそれがこってり系であっても決してハズレという意味ではない。

チャーシュー丼を嫌いな日本人などほぼいないだろう。

今回は個性の強い魯肉飯を三杯画像にて紹介しよう。

一枚目は有名なチェーン店の本店での一枚。

一時は日本のあちこちにも店舗があったようなのだが、今でも金沢で健在のようだ。

ここの魯肉飯は何と言っても炒め玉ねぎの甘さが特徴的だ。

横に並んでいるのは鶏魯飯。


もう一杯は、とあるM女に勧められて北投にある刀削トマト牛肉を食べに行ったついでに食べた名物店での一杯。

平日にも関わらず大行列だったが、気になったので並んで食べてみた。

俺が過去食べた魯肉飯の中で最も濃い味付けであり、これはこれで美味しかった。

排骨湯の豚肉もトロトロで忘れがたい一杯だ。


画像はこちら。


26日

俺が台北において好きな場所の一つに城中市場横にある食堂街がある。

食堂街といっても日本のそれとは全く異なり、どこかしらスラム街のような雰囲気さえ漂っており、観光客の姿などは皆無だ。

といってスラム的に感じるのは路地の雰囲気だけで、店主やそこに集う人々の表情は明るくて活気に満ち溢れている。

その食堂街の路地を入った突き当たりに定食屋といえばいいのか弁当屋といえばいいのか、台湾ではよく見かける自助スタイルの店がある。

自助とはセルフサービスの意味だが、結局は指を指したおかずを店員が盛ってくれる店が多い。

そんな店の店頭に盛られた野菜類の色鮮やかなこと、この上ない。

いつか食べたいと思いつつ、少しばかり注文に苦労しそうな雰囲気も漂っていたので、つい延ばし延ばしになっていた。

そんな店の弁当を今回食べた。

しかしながら、俺が驚いたのは弁当の味もさることながら、店番をしていた若い夫婦と思われる二人が辺りの雰囲気とは裏腹にほぼ完璧に聞こえるネイティブ英語で話してきたこと。

台北の若者の語学力には目を見張るものがあるが、

「やっぱり、あんたらも英語ペラペラかい!」

と脱帽した。

もちろん味は美味しかった。

特に野菜が。

自助店の情報は旅行ガイドにもほとんど載っていないが強くおすすめしたい。

ただし、台北市内で「エクスキューズ・ミー」などと中途半端な英語で店員に話しかけるとほぼネイティブな英語で返り討ちに遭うので十分注意されたい。

俺も今では慣れたが、最初は度肝を抜かれたものだ。

恐るべし、台湾の語学教育。

俺の買った弁当の画像を見たい人は知る人ぞ知るこちらのブログをチェックされたい。


22日

先日、夕刊の片隅にあった記事がたまたま目に入った。

日本の旅行代理店HISグループが台湾最大のホテルチェーンであるグリーン・ワールド・ホテルズを買収し、参下に納めたとのこと。

台北駅と西門駅の中間あたりにグリーン・ワールド・ホテルの一つがあるのだが、ここは俺がかなり気に入っているホテルで、以後、このホテルが取れなければ日程をずらそうか?とまで思わせるホテルだ。

それくらいに使い勝手がいい。

HISが買収したということは今後HISの台湾ツアーにも積極的に利用されると思うので、行く予定のある人にはぜひこのホテルを勧めたい。

俺も今まではエクスペディアで予約していたが、次はHISで当たってみた方が得かもな。

俺がこのホテルを気に入った点を列挙しておく

・部屋のトイレがウォシュレット、ウォシュレットは台湾では極めて珍しい。

・部屋に清潔感があって広い。

・部屋の無料wi-fiがしっかり使える。

・日本語が話せるスタッフがいる。

・建物の一階にセブンイレブンがある。

・まわりに食べ物屋がたくさんある。

・台湾で最大の繁華街である西門まで徒歩5分程度。

・ホテルの前に地下通路があり、傘不要で西門駅まで行ける。

・台北駅へも徒歩約10分。

ただし、壁が薄いので廊下や隣の部屋の音がかなり聞こえるというマイナス点もある。

隣の部屋にお喋りな中国人がいればかなり気になるかもしれない。

とは言え、値段を考慮すれば総じて素晴らしいホテルであることは間違いない。

次も当然ここに泊まる。

注:雑記執筆時とアップ時の間にはタイムラグがある。


19日

今日は当サイトの片隅にひっそりと存在している「cure」のコーナーについて触れておきたい。

「cure」のコーナーとは何らかの症状で困っている女性のための救済コーナーだ。

何もSM調教だけがM女への貢献というわけでもあるまい。

幸い俺には他の面でも役に立てることがある。

それが腰痛であれ難病であれ、ある方法によって明確に治癒が起こるのだ。

調教依頼ほどではないが、問い合わせはちょこちょこともらう。

しかしながら、その方法があまりにも常識外れであるために、俺の話を聞くやいなや連絡がぷっつりと途絶える、というケースが決して少なくない。

それも運命なのだろう。

けれども、本当にその症状で困っているのなら気の毒なことである。

おそらくは我慢し続けるか、薬に頼るか、手術を受けることになるのだろう。

他方、俺の話を信じた女性については今のところ効果が出なかったというケースはゼロだ。

生理痛と肩こりについての相談がダントツで多いが、その他様々な症状にも対応できる。

さて、俺は今回こうして言うべきことは言った。

後は貴女の運命と縁の問題だろう。

これでなお縁がないなら、俺も「せっかくここまできて気の毒に...」などとは思わなくて済む。


15日


この時期、毎朝ツバメが楽しそうに飛んでいる姿を眺めるのが好きだ。

俺の横を低空ギリギリに飛行していったかと思えば、今度は見上げる程の高さで戻ってくる。

不思議に思うのが、地面に降りたり枝に止まったりして餌を探している様子が全くないこと。

スイスイと楽しそうに飛んでいる。

スズメや他の鳥たちは餌探しに忙しいというのに、ひたすらスイスイ、スイスイ。

そんな姿がなお一層ツバメ君を好きにさせる。

俺の家の軒先にも巣を作らないものか。

そうかと思えば結構とんでもない場所に作っていたりする。

先日ニュースで見たのは震災で休業していた遊覧船に巣があった。

船主は巣立ちまで休業を延期すると言っていた。

「おそらく来年も休業することになるな...」

昨今では子育てに失敗するケースも増えているそうだが、いい話ではないか。

結構華奢な体のツバメ君だが、今は餌をねだっている小さなヒナたちもそのうち越冬のために遙か台湾やフィリピンの方まで渡ることになる。

凄いわ。

更には、一部の鳥のように海上で休憩するわけにもいかず、そんなに飛び続けられるのか?と単純に思うが、何と寝ながら飛ぶことができる半球睡眠という特殊モードを備えているらしい。

これにより飛びながら脳の半分が寝るのだそうだ。

全く凄いわ、ツバメ君!


12日

俺はテレビドラマは滅多に見ないのだが、珍しくはまった作品がある。

現在BSジャパンで毎週火曜日の夜8時から再放送されている山本周五郎人情時代劇だ。

毎回心に染みる話が展開されるのだが、中でも赤井英和が盗賊の役で出演していた第十話と妻が幽霊になって出てくる第十一話が良かった。

特に前者のストーリーは俳優赤井英和の下手な演技を補って余りあり、いつまでも印象深い作品だ。

明日もナイター中継がなければ放送されるだろう。

興味のある方はどうぞ。


8日

今年のGW前半は東京にいたのだが、今回はちょっと晩飯のパターンを変えてみた。

いつもなら新橋のまこちゃんあたりで飲み食いしてからラーメン屋で締める、というパターンが多かったのだが、今回、一軒目のまこちゃんは同じにしても、その後はさっさと部屋に戻る。

そして昼間に東京駅構内にある駅弁屋「祭」で買っておいた駅弁を2個食べ、腹一杯になったところで横になって読書するも5分もたずに熟睡、そんな具合だ。

今回いろいろと未食の駅弁も食べてみたが、東京弁当が意外に楽しかった。

平泉の「俺が大好きなうに飯弁当」はうにがたくさんあり過ぎて途中で飽きてくるという何とも贅沢な弁当だった。

鳥めし弁当も初めて食べてみたが、どうやら俺が食べたのは群馬県民熱愛の登利平製の方ではなく、もう一つの会社の鳥めし弁当だったようだ。

こっちはこっちで美味しかったが、次回は必ず登利平製を食べたい。

俺が東京を羨ましく思うことの一つが駅弁ショップ祭の存在だ。

大阪であれば百貨店の催事でしか買えない全国の老舗駅弁や有名駅弁がいつでも手軽に買えるのは、もう反則と言ってもいいほどの羨ましさだ。

深川飯、シウマイ弁当、かきめし等々...定期的に食べてみたい駅弁がたくさんある。

それともあれか、こう手軽に買えると逆に有り難みがなくて意外に食べないものか。

とにかく、次回の東京旅行も駅弁食べまくりの旅になるだろう。