28日
俺は近所のスーパーへ行ったら毎回必ず鮮魚売場をチェックするのだが、柵で売られている刺身用のノルウェーサーモンで脂の乗りがいいのがあればつい手が伸びてしまう。
これを2cmくらいで厚切りの刺身にして日本酒と共に楽しむのが好きだ。
何やらとても贅沢した気分になる。
それでも脂の乗った部位の厚切りが概ね8切れ分で400〜500円くらいなので、たかだか生中一杯程度に過ぎない。
やはり家飲みはいい。
よくサラリーマンが地元の駅前の安居酒屋で一杯引っかけてから帰ることがあるようだが、俺にはあの心理が全く理解できない。
喉が乾いて家まで我慢できないのか?
それとも家ではのんびりと飲めないのか?
いくら安居酒屋であっても生中1,2杯飲んで小鉢の一つも頼めば1,000円弱は要ると思うのだが?
そんな金があるなら家飲みで一体どんな贅沢ができることやら。
まあ、結婚の経験がない俺にはあまりごちゃごちゃ言う資格もないわけだが、少なくとも地元の駅前でわざわざ一杯引っかけてから帰るような家庭など持ちたいとは思わんな。
21日
俺のツボにぴったりとはまってしまった映画アナコンダ。
特に1と2が快作で、番組欄でこれらを見付けると、内容を知り尽くしていてもまた見てしまう。
何だかんだで、年に一度は見ているように思う。
アマゾンの奥地で巨大ヘビに襲われるというB級感漂う単純なストーリーなのだが、ジョーズ的な演出もあって、これがなかなかハラハラドキドキさせられる。
何かの本で読んだのだが、ジョーズという映画は逆転の発想で大ヒットしたそうだ。
というのも、実物大に造った巨大サメのフィルム映りがあまりにしょぼかったため、スティーブン・スピルバーグ監督はサメの姿を見せるのを止めた。
それが結果的にあの緊張感ある映像につながったようだ。
一方アナコンダの方はCGを使ってしっかりと見せるところは見せつつもジョーズ的な演出もあってハラハラさせられる。
先日BS日テレで1が放送されたので、そのうち2も放送されるだろう。
また見るか。
14日
ちょっとばかり良いことがあったので褒美ランチということで何か贅沢することにした。
結局、俺が選んだのはオイスターバーで食べるカキフライランチ。
といっても、大粒カキフライ4ピースにご飯、漬け物、スープで1,000円なので、金額的には贅沢どころか普段食べているラーメンセット以下だが、カキフライ好きの俺にはご馳走だ。
俺の感覚ではラーメンはいくら美味しくてもご馳走とは言わない。
で、この日、俺は高級カキフライというものは縦にして食わなければならないということを初めて知った。
というのも、横の状態で噛むとミルクがこぼれ落ちるから。
こんな半生のカキフライは人生初めてだ。
それをタルタルソースかウスターソースで食べる。
とても美味しい。
カキフライランチの前菜として生カキも2ピース食べたが、あれもしっかりミルクがあって旨かったな。
会計は1,700円。
贅沢かつお値打ちなランチだった。
店は阪急32番街にあるステーション・オイスターバー。
どうやらNU茶屋町にあるガンボ&オイスターバーと経営母体が同じようだ。