2019年6月

27日

週末、G20を目前に控えたJR大阪駅では改札等々で警察官の姿を見かけた。

しかしながら、場所柄次から次へと道案内やらトイレの場所を訊かれたりで顔を上げる間もなく、あれでは抑止力になっていないと思われる。

まあ、これが大阪の良いところ。

東京では警察署や派出所の前で棍棒を持った警察官の姿をよく目にするが、大阪であのような威圧的な姿は目にしない。

都内でサミット前の警戒を目にしたことはないが、おそらく週末俺が目にした雰囲気とは大きく異なるものと思われる。

そういえば中国の警察官の高圧的な態度は凄かったな。

俺ではないが、速度違反をしたドライバーをボロカスに罵倒していた。

日本ではあり得ない光景だった。

大阪府警のみなさん、俺は好きやな。

「サミットにより仕入れが不安定なため期間中休みます」

といったような告知の張り紙を寿司屋等々で何軒か見かけた。

こういうところにまで影響するのか。

次の金土曜日は観光客が減るだろうから、普段観光客だらけで行く気のしない場所や店に行くチャンスかもな。

久しぶりに祇園か黒門市場にでも行ってみるか。

20日

定食屋のやよい軒に初めて入ってみた。

注文したのはチキン南蛮とエビフライのセット。

結果、悪くもないが良くもない、そんなところだった。

お代わり自由なのでご飯を腹一杯食べられるのはありがたい。

しかし、食事をしているときの幸福感が全くない。

ただ飯を食っている、そんな感じ。

要するに、料理がイマイチ。

俺が梅田界隈でがっつりと飯を食いたいときは洋食とんはるか大阪トンテキによく行くが、これらの店で飯を食っているととても幸せな気分になる。

やよい軒にはそれがない。

俺には合わなかった、そういうことか。

繁盛しているようだが、もう行くことはないだろう。

13日

SMと旅行を除く俺の今年の一大イベント、その一つに間違いなく入っているのがLEON。

今回が最後となった午前十時の映画祭で上映されるLEONディレクターズカット版のことだ。

通常版かDカット版かということは大した問題ではなく、とにかく、LEONがスクリーンで観られること自体が楽しみでならない。

「もう一度スクリーンで観たかったあの作品を...」

まさに午前十時の映画祭のうたい文句通りの心境である。

当時、この作品を観て劇場を出た直後にニットキャップを買いに行ったのが懐かしい。

そのときに買ったものは今でも現役だ。

あれから何年経ったのか。

期間中、最低二回は観ようと思う。

6日

そう多くを見たわけではないが、俺が過去見たテレビドラマの中でダントツに好きなのが唐沢江口版の白い巨塔。

文句なしのナンバー1だ。

俺も、私も、そんな意見は多いのではないか。

よって、今回の岡田松山版白い巨塔も相当楽しみにしていたのだが、前作には遠く及ばなかった。

気合いを入れて第一夜を見たのはいいが、二夜目からはスルー。

キャストは豪華なのだがな...

小林薫が孤軍奮闘、俺にはそんな感じだった。

まあ今作が悪いというよりも、前作や前々作があまりに良過ぎた、そういうことなのだろう。

また十年か二十年後にはリメイクされるだろうから、唐沢江口版を越える出来に今から期待したい。

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