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30日

WEBレンタルというのは読んで字の如く、WEB上にレンタル屋があるということ。

最大のメリットは借りる手間が省けること。

古い映画など店で探すには案外時間がかかるし、その上結局置いてないということも多々あるが、WEBならサーチエンジンで一発だ。

返却は送られてきたときに同封されている封筒に入れて返信するシステムで、送料は無料となっている。

今度ツタヤに増えるコースは月々2,079円で本数無制限に借りられる。

ただし、同時に送られて来るのは2本までだそうだ。

俺が見るのはせいぜい月1,2本なので2,079円は割高なのだが、今まで借りたくてもマイナー故に置いてないようなものまで見られるのは有り難い。


29日

昨日の新撰組の土方歳三はなかなか格好良かった。

このペースだとおそらく五稜郭までは展開せず、近藤の斬首あたりが最終回になるのだろう。

9時からは北野武の座頭市を見た。

今まで彼の映画を良いとは思ったことがないが、初めて面白いと思った。

斬られて血が飛び散るのも当たり前のことだが、TV時代劇のお約束を見慣れているだけにとても新鮮だった。

日本刀があんなにずばずば斬れるのか?という疑問があるだろう。

以前、あるご老輩のS氏のプライベートダンジョンに寄せてもらった際、そこに本物の日本刀が置いてあった。

鞘から抜かせてもらうとぞっとするような感覚が全身に走ったが、とにかくそれが想像していたよりも遙かに重いのに驚いた。

日本刀で首が飛ぶのは漫画の世界だと思っていたが、あの重さで体重入れて斬ったらそりゃ飛ぶだろう。

話戻って、昨日のに刺激されて勝新の座頭市が見てみたくなった。

おそらくはたけし以上の圧倒的な存在感だう。

12月からツタヤのWEBレンタルにお得なコースが増えるので、それに入会したら真っ先に予約してみよう。

ところで、WEBレンタルについては案外知らない人も多いのだが、皆はどうだろう?

明日、少し触れてみようか。


25日

遅ればせながらついに俺のパソコンもブロードバンドとなった。

光ファイバーによる接続だが、とりあえず何か大きなファイルを落としてみたかったので250MBの映像で試してみれば5分で済んだ。

こりゃ凄い。

ということは4GBの映画を落とすには80分、などと怪しげな計算をしてみる。

とりあえずマニアックなSM動画でも探してみようか。

とにかく、今夜は久しぶりにネットサーフを楽しむことにする。


24日

新聞に載っていたが、「三丁目の夕日」という漫画が実写版で映画化されるそうだ。

通して読んだことはないが、昭和三十年代の下町を舞台にした独特の画風は何度か見たことがある。

実写版ともなれば当然セットが組まれるわけで、ストーリーよりも街並みの雰囲気がどう再現されるのか楽しみだ。

もし一度だけタイムカプセルに乗せてやると言われたら元禄の江戸も捨てがたいが、やはり俺は昭和初期から三十年代あたりを選びたい。

しかしながら、昭和三十年代といえば長い歴史から見ればつい最近のことであり、ちょっと手を延ばせば届く時代であるにもかかわらず、今はもうアミューズメントパークでしかその街並みを見ることができないというこの現実。

欧州を見よ。

数百年前の街と今だに共存しているではないか。

昨日あるテレビ番組で「新しいものは作れるけど、古いものは作れない」と言っていた。

当たり前といえば当たり前のことだが、日本というのはとにかく壊すのが大好きな悲しい国だ。

百年後、果たして今のこの時代は懐かしいのだろうか?


22日

「フレディーvsジェイソン」に続き「エイリアンvsプレデター」の公開が迫ってきた。

そのタイトルからしてB級テイストがぷんぷんだが、個人的には期待している。

スティーブン・セガールの映画が結構好きだ。

理由はおそらく、大阪屈指の風俗街十三(じゅうそう)で合気道を教えながらCIAの工作員として活動していたというへんてこりんな経歴と(一体どんな諜報活動をしていたのか?)、実戦ではおおよそ決まりそうもない劇中の合気道がとても痛快であるという、その二点からだと思われる。

初期の頃の作品はチャック・ノリス級にB級の王道を歩んでいたが、気が付けば準A級とも言えるまでに垢抜けてきた。

ヒットしなかったものの、暴走特急などはアクション映画の秀作だ。

そういえば、オペラ座の怪人の公開も近いはずだ。

おそらくは劇中劇のシーンも多いだろうから、当作は劇場で見ようと思う。


17日

市川海老蔵を見ると少し羨ましくなってくる。

というか、彼に限らず歌舞伎役者全体に言えることだが、彼らは普段着で和服を着ても決して浮かない人種だ。

俺などもさらりと和服など着てみたいものだが、一般人でああはいくまい。

せいぜい正月と夏祭りくらいか。

と、お茶の宣伝を見ながらそんなことを思う。


16日

先週読んだ本の中に「どこかで誰かが見ていてくれる」という一冊があったのだが、ここ2,3年読んだ中では群を抜いて面白かった。

ラストサムライにも抜擢された斬られ役一筋四十数年福本清三氏の自伝だ。

全編インタビュー形式の口語調だが、その語り口と話の内容が実に面白く、俺には珍しく一気に読めた。

興味のある方はどうぞ。


15日

先週ぎっくり腰により一日仕事を休んだが、その日は買いたまっていた文庫本を読んだりレンタルDVDを見たりして過ごした。

見た映画はマスター・アンド・コマンダー、ティアーズ・オブ・ザ・サン、リクルート。

何気なく借りた三本だが、今思えば、海軍、特殊部隊、CIAといかにも俺の趣味が出ている。

リクルートによれば、CIAという組織が普通の公務員のように採用試験を行っているのには驚いた。

てっきり極秘にスカウトされるものだと、昔のスパイものよろしく信じ込んでいたのだ。

ただし、採用試験に受かったところでそのほとんどは事務方の仕事に配属されることになり、ごく一握りの者だけがNOCと呼ばれる我々のイメージにある一匹狼のスパイになれるようだ。

映画ではNOC候補生が偽装として途中で試験を落とされるのだが、これ以上は書かないでおこう。


11日

昨日生まれて初めて接骨院へ行ったが、総計90分のとても丁寧な治療を受けることができた。

会計である程度の金額を覚悟したものの保険適応で驚きの1,200円。

湿布で済ませるつもりが、まわりからあまりにやかましく言われたので渋々だったのだが、行ってみるもんだ。

今では寝返りが苦もなくうてる。

これならどこも悪くなくても月に一度くらい通うのもいいかもしれない。


10日

子供の頃、ぎっくり腰をびっくり腰だと思っていた。

同様に、こむらがえりのことをコブラがえりと言っていた。

寝ころんで映画見るので、今日はこの程度で失礼。


9日

今朝腰を痛めた。

曲げると激痛が走る。

これをギックリ腰というのか?

男は腰が命だというのに全く情けない話だ。

とりあえず明日は休みを取った。

いやはや、情けない。


8日

友人が新車を購入し、どこかドライブに行こうということになり有馬温泉へ行ってきた。

有馬は初めてだったが、当時貧乏だった両親の新婚旅行が有馬温泉と聞いているので、ひょっとしたら俺の誕生の地である可能性もなくはない。

そんなわけで湯に浸かればいろいろと感慨も深い。

天気が良かったことも相まって湯上がりの山の冷たい空気がとても気持ち良かった。

その後、一旦友人の家に帰ってからはいつもの海鮮の店へ。

まあ、そんな秋の一日だ。


4日

TVチューナー付きのキャプチャーカードを買った。

値段は18,000円ほどしたが、取り付けてビックリ。

専用機よりも遙かに使い勝手が良く、昨年買ったDVDレコーダーが全く不要になってしまった。

声を大にして言っておくが、もしDVDレコーダーを買おうと思っているのなら、悪いことは言わない、キャプチャーカードにしなさい。

遙かに安く、遙かに高機能だ。

買うならずばりNECのSmartVisionHG2/RかBUFFALOのPC-MV5DX/PCIのどちらか。

カード自体にエンコード用のチップが載っているので一昔前の非力なPCでも立派に機能するだろう。


2日

イギリスに行ったことのある友人が「フィッシュ・アンド・チップスはうまかった!」という一言がずっと頭に残っていて、一度それを食べてみたくてしかたがなかったのだが、英国式のパブじゃないとなかなかメニューにない。

ところがミニストップでそれを発売中とのCMを見た。

まあ、はっきりいって本物には程遠いような感じだが、それでも気になるので明日はそれを食べてみようと思う。

イギリスの食事はまずいとよく聞くが、少なくともローストビーフサンドは美味しい。

ホースラディッシュが手に入り難いが、そんな時はマヨネーズとワサビを混ぜ合わせればよろしい。

今夜は全作業を中止して7時からは鍋をつつきながらPRIDE(格闘技番組)を見る。

その後はレンタルで借りたトロイで、何と贅沢な一夜か。


1日

お好み焼きに、串かつとキャベツの高騰で一番困っているのは関西人ではないだろうか?

しかし思い返せば、長野県のつま恋村でキャベツが豊作過ぎたと大量に廃棄していニュースは記憶に新しい。

話変わるが、いつか必ず訪れる将来の食糧難に対する人類の対応は人の小型化が望ましいという説があるそうだ。

遺伝子操作でカボチャを巨大にするのではなく人を小さくすれば、今のカボチャでも十分巨大というわけだ。

人の小型化は地球環境に与える恩恵も計り知れないという。

縮小率が小さいほど有効だそうだが、反面、生態系が狂うのは俺のような素人にも容易に予想できることで、「昨日、三丁目の田中さん家がクモにやられたそうですねえ」という会話もあり得る。

となると、人類の個人武装が急激に進化し、食糧危機以上の危機がやってくるかもしれない。

町内会の会長はいつしか中隊長と化し、違法改造したゴキブリ用ブラスター銃を駅前で乱射する輩もいるだろう...

などと布団の中であれこれ考えていたが、日本酒の酔いのせいかこの辺りで寝てしまったな、昨夜は。

今夜は録画しておいた新撰組とPrideを見よう。


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