29日
先週のサラ・ブライトマンのライブ当日は、もう少し家でのんびりしてから向かえばいいものを、じっとしておれずに随分と早く会場へ着いてしまった。そこで目に留まったのが水上バス乗り場の看板だ。会場の真横で発着しているアレである。時刻表を見てみれば5時の最終に乗れるようだったので、乗ってみた。中は海外から来た熱心なサラ・ブライトマンファンとおぼしきフランス人のカップルとその他2組が乗るのみでガランとしていたのだが、かえってそれがいい。川面からビルの夜景を眺めつつ約1時間とてもいい時間が過ごせた。これから大阪城ホールでライブを観るときはクルーズでのんびりしてからライブというパターンが良いかもしれないな。
26日
先週、大阪城ホールで行われたサラ・ブライトマンのライブに行って来た。今まで彼女のライブへは4回足を運んだことがあり、その中では前回の公演が一番良かったが、今回のは更にそれを上回った。というのも、バックの演奏がフルオーケストラだったから。大阪公演は京都フィルが演奏したが、やはり彼女の声にはバンドではなくオーケストラが一番良く合う。曲も今までのアルバムからのベストセレクトだったので、知らない曲が一曲もなく、ちゅうか、好きな曲が次々と演奏されたので文字通り最初から最後まで楽しめた。「坂の上の雲」のテーマもやると思ったのだが、何故か選曲からは外れたようだ。ドラマがまた12月から始まるようだが、演奏はなかったものの、俺はそのテーマを聴く度に先週のコンサートのことをしみじみと思い出すのだろう。
22日
最近親しくなった友人が広島出身なのだが、たまに口から出る方言に人としての暖かみを感じるのは、都会の話し方がそれだけ冷たいということか。彼は普段、大阪の生活にとけ込もうと大阪弁に近い話し方をしているのだが、たまについ地が出て、「○○君、そんなことしたらいけんのんで」などと暖かく諭す。こう言われて肩から力の抜けぬ奴はいないだろう。これが大阪弁なら「おまえ、なんちゅうことするんじゃ、ボケ」「おまえ、なにさらしとんねん、ボケ」となり、更なるヒートアップは必至だ。こういう場合、語尾にボケが付くのは大阪弁のお決まりなのだが、これは特に意味があるわけではなく、修飾語のようなものだと思ってもらいたい。まあ、いずれにせよ、いいものではないわな。けれども、ガラが悪いばかりが大阪弁ではない。先日、小腹が減ったので適当に入ったたこ焼き屋のカウンターにお客様ノートが置いてあって、何気に開いたページにこう書かれていた。「今日もまた会えたねん。明日もまた会えるねん。どうかこの恋叶いますように」。ここのバイト男子に恋する女子高生の一文なのだろうか。短いながらも名文であるので、勝手に紹介させてもらった。
18日
最近、コンビニやスーパーで「こーちゃんプロデュース、ご飯がすすむキムチ」というのをよく目にするが、あれって旨いのか?高いものでなし、一度買って食ってみるか。まあ、俺がいつも鶴橋で買っているキムチより旨いということは絶対にないだろうけれど。雑記で既に書いたかどうか知らんが、トンカツの一番美味しい食べ方はソースではなくて、キムチを乗せて食うやり方だな。美味いキムチでやるのがいいに決まっているが、濃い目のやつならスーパーのでも美味しく食べられる。最近トンカツを食べていないので、上に書いたキムチを買って久々に食べてみるか。
14日
TVを点ければろくでもないニュースばかりが流れてくる昨今、昨夜のチリ炭坑のニュースは世界を明るくしてくれた。宇宙飛行士はしばしば帰還後に「神を見た」と言うが、彼らは地底で一体何を見たのだろう。世界は常に英雄を求めている。静養が済めばマスコミに引っ張りだこだろうから、今回の事故を転機に人生が変わる者も数名はいるだろう。とにかく、昨日は何となくチリワインを一本買ってみたので、今夜はそれを開けるとしよう。
13日
青井ゆうという女優がいるが、CMで目にするたびに「イマドキはこういう普通の人が女優になる時代なのだな」と思っていたが、龍馬伝に出演する彼女を見て、それは全くの勘違いであったと悟った。遊女姿の彼女は一般人にはない美しさがしっかりとある。上野ナントカと一緒にして悪かった。
7日
近所のコンビニへ行ったらレジの横に「タバコの返品は当店でお買い上げになったレシート付きのものに限らせて頂きます」という貼り紙がしてあった。なるほど、めざとい奴はこうして金を稼ぐのか。わざわざ貼ってあるくらいだから、こういう輩が少なくないということだろう。約100円の値上がりだから、1カートン3,000円の投資で1,000円の利益か。換金の手間を除けば悪くない、ちゅうか、とても良い。仮に3億投資すれば確実に4億返ってくるのだからな。財を築く奴というのはここまで目ざとくなれる奴のことなのか?あるいは反対に、明日の糧をも知れぬ奴がここまで泥臭くやるのか?まあ、こういう金儲けの手段は俺にはどうでもいい話だ。
4日
一度だけ頭に超が付く高級中華料理を食べにいったことがある。もちろん不味くはないし美味しいのだが、では値段程の値打ちがあるかと言えば、決してそうは思わなかった。相当に無駄な家賃と人件費が上乗せされている感じ。俺は味さえ良ければ内装など気にしない、ちゅうか、むしろ下手に高級感があると落ち着かないので、俺が超高級中華を食べに行く意味が全くないことを身を持って悟った。日本全国どこであれ、我が町の中華が一番美味いということだ。
翌月の雑記へ