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27日
毎年春先からこの時期にかけて、俺がいつも腰掛けるベンチの上ですずめの子育てが伝統的に行われている。そこはベンチを覆うテントのポールのちょっとした隙間なのだが、この場所が雀の親から子へと代々受け継がれ、かれこれ20世代、つまり20年近く見守ってきたことになる。その姿は見えないのだが、親鳥が虫をくわえて帰ってくるととたんにやかましく鳴き始めるので、「ああ、また一羽かえったのだな」と直ぐに知れる。先日一羽巣立ったのを見たので当分は空き家かと思っていたのだが、今日またやかましく鳴いていた。売店で買ったパンをちぎって投げるとめざとく見つけて、一旦木の陰などに運んでから巣に持っていく。一旦パンを隠すあたりに彼らの敵に対する苦労が垣間見れるが、かといってパンは毎日はやらぬ。こんな美味しいものを食べ慣れたら小すずめはそのうち虫など食べなくなるのではないか?と俺なりに気を使っているのだ。けれども、たまに近くをピョコピョコされたりするとついリュックから出してしまう。都会ではすずめの数がめっきり滅ったと聞く。俺がこの場所での子育てを見られるのはあと数年だろうが、どうかいつまでも都会の一角で逞しく生き続けて欲しいと思う。
20日
残念ながらジャンボは当たらなかった。けれども、俺はいつか1等が当たると確信している。よって、外れたのではなく単なる運の繰り延べであり、今の俺にはまだその金が必要ないということだ。ちなみに俺が1億円当たったら1千万円を貯金、1千万円を親友に祝儀、100万円を当座の小遣いと旅行代金に、残りの全額は株かETFを買う。もし今日当たっていたら4千万円で東電株、更に4千万円でインドのETFでも買ったな。後は20年放置で面白いことになっただろう。最も、俺は既にジャンボ宝くじに当たっているとも言える。何故ならば天職を授かったからだ。これぞ人生における特1等賞だろう。神様、ありがとうございます。日々感謝しています。
13日
昨日、キタへ行くのに券売機で切符を買おうとしたら、釣り銭口に100円玉が一枚あった。周りには誰もいない。普段なら何の罪悪感もなしに足しにするところだが、昨日はそのまま放置しておいた。そう、明日はジャンボの抽選日だ。たかだか100円で運が逃げてはかなわん。毎回そうなのだが、この件もあってか俺は明日3億円当選する気がしてならない。当分雑記が更新されないようならどこか海外にでも行っていると解釈願いたい。
9日
韓国の女性グループがまあ次から次へと出てくるものだな。しかも皆モデルのようで、まるで脚線美を持ち合わせていなければデビューに値せずといった具合だ。キムチを食べてマッコリを飲めば脚が長くなるのか?と疑いたくなる程によくもあれだけ集められるものだ。どうせまだ出てくるのだろ。AKBには全く興味ないが、こっちには多少興味ある。
マッコリは美味しいのと不味いのとの差が激しくて、今まで釜山で飲んだやつ以上のものを知らなかったが、最近アリランの虹というのをよく飲んでいる。晩酌でビールもう一本までは要らないが、少々飲み足りない、というときにこれを飲む。俺はビールはアテなしには飲まないが、マッコリは何もなくてもごくごくいける。最も、アリランはアルコール度数が6%なので量の割には酔えず、それが利点でもあり欠点でもある。すぐに無くなってしまうので、二日に一回は買い足している始末。鶴橋で安くて美味しいのを探さんといかんな。
6日
俺の親父は時折面白いことを言う。昨日は朝早々「パルチザンチーズって何や?」と言われた。それがパルメザンチーズであろうことはすぐにわかったが、パルチザンとはなかなか凄い間違いだ。聞けば料理番組でマカロニサラダを作っていて、仕上げにパルチザンチーズを混ぜていたそうだ。それなら既にあると水屋から例の筒入りのやつを出したら、「何や、これのことか」。夜帰宅して冷蔵庫を開ければそこには美しく彩られたマカロニサラダが。粉チーズ入りを食べたのは初めてのことだが、なるほどマヨネーズのみの味付けよりも美味しかった。みなさん、マカロニサラダにはパルチザンを入れるべし。
3日
俺の回りにもツイッターにはまっている奴が何人かいるが、興味ないな。「目の前にこうして人がいるのに、何故にツイッターなのだ?」、以前半分小馬鹿にしながらそう訊いたことがある。いわく「情報量が半端ない」のだそうだ。けっ。何の情報か知らんが、そこに情報があるというならそれは単に情報と称する娯楽に過ぎない。財務大臣が為替介入の前に「今からやります」などとツイットするのか?真に情報と呼べる情報はそれなりの人脈か金が要る。まあ、きっとみんな四六時中誰かとつながっていないと不安なのだろうな。俺はむしろ一人を好む。これはこれで問題があるのかもしれないが、目の前に人がいるのにネットの向こう側の人間とのコミュニケーションに夢中になるほど馬鹿げたことはない。
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