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27日
先日、食事処に窮して一日に二度牛丼を食べた日があった。今まではどこも同じようなものだと思っていたが、続けて食べると味の差が明確にわかるな。この差が企業としてのレシピの差からくるものなのか、あるいは店ごとの差なのかはわからないが、少なくともその日食べた感想では吉野屋よりもなか卯の方が明らかに美味しいと感じた。別の店で再び試せば信憑性は増すのだろうが、一日牛丼2杯は勘弁願いたい。俺的には牛丼という食べ物は昼飯もしくは朝飯にしか食べないものであって、晩飯に牛丼という選択肢はないのだが、地元駅前にある牛丼チェーンでは夜も結構賑わっている。ガラス越しに客層を見れば仕事帰りのサラリーマンの姿が目立つ。牛丼が好物というのであればいいのだが、そうでないなら「そんな晩飯で明日満足な仕事ができるのか?」と思わぬでもないが、まあ、これは人の勝手だな。
都合により次回更新は9月18日となります。あしからず。

23日
俺の小市民的でささやかな贅沢を2つ紹介しよう。その一。たまに時間があると揚げを甘辛く煮てきつねうどん用の揚げを作り置きしておくのだが、どんべえの天そばを食べるときにその揚げも追加で入れる。せいぜい10円か20円で半端ない贅沢感を満喫できる。その二。親子丼を作るときに普通の鶏肉ではなくサークルKサンクスの焼き鳥「もも」と「抱き身」のタレ味を使う。2本で250円程だが、肉に味の染みた実に美味しい親子丼が家で堪能できる。最も、これで至福のひとときを味わうには親子丼を綺麗に仕上げる技が必要になってくるが、これはひとえに鍋の問題と言える。俺は今の丼用鍋に行き着くまでに3つ買い換えた。よって、見た目の仕上がりでは一流店にも決して負けない。ちなみに、俺はそこに粉山椒を振って食べる。七味を振る人も多いようだが、山椒の方が俺には遙かに旨く、これは京都風の食べ方でもある。

21日
早いもので、俺の盆休みもあっと言う間に過ぎ去ってしまった。9月から来年3月まではとても忙しくなるので、もう少し充電したかったのだがな。朝から高校野球を4試合横目で観戦しつつのんびり読書、こんな風に過ごした日が一日あったが、今思えばとても良い一日だったな。さて、3月まで一気に頑張るとするか。まあ、年末年始に多少休めるしな。

9日
俺には行きつけの焼き肉屋が三軒あるのだが、その内の一軒に「焼きしゃぶレバー」なる新メニューが登場した。早速注文してみれば、切り方や盛り付けの具合、付けダレは生レバのそれと全く同じである。唯一違うのはトングが付いていること。「マスター、これって焼いて食わなあかんの?」と訊けば、「そや、メニューにはちゃんと焼きしゃぶってなってるやろ。そやけど、ワシも忙しいからお客さんがちゃんと焼いてるかどうかなんていちいち見てられへん」そうである。そう言われれば、自己責任ということで俺なりの食べ方で食べた。久しぶりのそれは実に旨かった。申し訳ないが、ここの店名は絶対に書けんな。
みなさん、どうぞ素敵な盆休みを。

6日
さて、この季節特有の風物詩でもあるのだが、ここのところ毎朝目覚ましが鳴る前に蝉の鳴き声で起こされる。叩き起こされる、と言った方が正確か。だからといって決して不快には思わない。せっかくの命、存分に鳴けばいい。ただし、都会ではツクツクボーシや日暮らしの鳴き声がめっきり聞こえなくなったのは寂しいことだ。
職場では青リンゴとラズベリーが豊作だ。何かしらのビタミン補給になるだろうと毎朝ラズベリーをせっせと食べまくっているが、こればかりたくさん食べても決して美味しいものではない。俺がスイーツでも作るならいい素材になるだろうが、そんな趣味は全くない。どうせなら梨やスイカを植えてくれればありがたいのだがな。

2日
オリンピックの柔道を見ていてつくずく思うのは、その人にとってある出来事が本当に良かったのか悪かったのかが分かるのは、随分と時が経ってからだということだ。篠原が誤審で銀メダルに終わったとき、当時は誰もが悲劇と感じたはずだ。けれども、こうして時を経てみればどうだ。篠原以後、オリンピックで金メダルを取った選手は何人もいたが、果たしてその試合内容を覚えているだろうか?更に言えば、顔や名前が出てくるだろうか?その点、篠原の決勝戦は誰の脳裏にも鮮烈に残っている。そして、私たち日本人の思い出の中では篠原は金メダルである。確かに篠原は公式では金を逃したが、スポーツ選手にとってこれほど幸せなこともないだろう。さてその篠原だが、現在は五輪柔道の代表監督としてオリンピック中継でもしばしば画面に登場している。が、その代表監督というポジションにしては観客席で一般人に混じって声を出し続けている姿が解せなくもあり、微笑ましくもある。関係者用の席がもらえないのだろうか?

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