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31日
台湾画像etc1
28日
牛舌餅、60円。塩味と甘味が選べるようで、甘味にした。パサパサするが、味は悪くない。これに限らず、夜市には実にさくさんの食べ物があり、眺めているだけでも楽しい。
ルーロー飯60円と鶏肉300円。ここでも更にルーロー飯を注文。鶏肉は一見蒸し鶏風に見えるが、骨ごと切って調理されているので、一口目で予想外の骨に口の中を切ってしまった。けれども、俺は台湾庶民が日常で食べている料理こそ食べてみたかったので、口中を切りながらも「これぞ、台湾や!!」と嬉しくなった。食べ終えれば骨の残骸がこれだけ出る。日本で出される蒸し鶏の仕事の細かさを再認識した。
旅の最後のルーロー飯75円と水餃子150円。具材の8割程はニラで、ここまでくるともはやニラ餃子。これがまた激旨。具と付けダレも旨いが、何より皮がモチモチだ。日本では焼き餃子を食べながら「餃子は皮が命!」などと言う輩がいるが、焼き餃子は具が命。皮が命なのは水餃子だ。あまりに美味しいのでかなり腹が膨れていたのだが、ペロッと平らげてしまった。これが一人前10個で150円、台湾はええなあ。次回行ったときは是非またこれを食べたいと思った。今回のランキング第二位。
21日
仙草水、30円。仙草と言うくらいだから多少漢方も入っているのだろう、素朴なのだが日本では絶対に飲めないような味。美味しい。
今旅で何杯飲んだかわからない生スイカジュースだが、ここのが1リットル105円で最安だった。しかし、皮目の白い部分もジュースとして使っており、他店のような甘味が少ない。値段なりということか。それでも、乾いた喉には美味しかったけれど。
ショウロンポー、240円。雑誌の情報は当てにならないというのがはっきりしてきたので、適当にショウロンポーの店に入ってみた。案の定、美味しい。店の女性も気さくで良かった。店を出る際、「オイシイ?」と聞かれたので「ハオツー」と答えたら大喜びしてくれた。例え短い一言でも現地語(台湾は北京語)が通じるというのは嬉しいものだ。
かき氷、105円。杏仁豆腐にナッツ、黒糖タピオカ、かき氷が乗っている。例によって昔懐かし系の素朴な味で、美味しい。これが日本円に換算して105円とはねえ。俺は日本では甘いものを外で食べることなど皆無に近いが、台湾では随分飲み食いしたな。
16日
素麺風、135円。大行列に釣られて食べてみた。鰹だしの効いたかなり日本的な味。といって、薄味ではなくコクもある。パクチーとの相性もいい。酔った後の〆に最高の一杯。
ルーロー飯(中)75円、鶏飯(小)45円。すっかりルーロー飯にはまってしまい、その名店と言われる店に行ってみたが、意外にも今回たくさん食べたルーロー飯の中では最低だった(不味いという意味ではない)。日本でもルーロー飯一杯がこの値段で食えたらとつくずく思う。
再び鰻重大、1460円。我慢できずに翌日も食べてしまった。この日は肝串3本(180円)とビールを追加。全て足しても2,000円以下。あり得んな。次回の台湾でもまた絶対に食べに行ってしまうだろう。
10日
ショウロンポウ540円。本に載っていたオススメの名店に行ってみた。美味しいが、感動する程でもなく、その割にかなり高い。確実に言えるのは、ガイド本でオススメと紹介されている店よりも夜市の屋台や店で適当に食べた方が遙かに美味しくて遙かに安い。ただし、画像の如く女性であれば例えグループであれ夜市の屋台や店で飲み食いするのは相当に敷居が高いと言える。これなら深夜3時の女一人吉野屋の方がまだ入りやすいだろう。
ルーロー飯、60円。すっかりルーロー飯にはまってしまい、ここでも注文。俺的にはこの店のルーロー飯が最も美味かった。見た目は白飯に近いが底にはたっぷりと煮汁が染みており、全体を混ぜるとかなり黒くなる。
青菜炒め、90円。強烈なニンニク味だが、旨い。ルーロー飯との相性も抜群で、思わずそれぞれおかわりしようと思ったが、他にも食べたいものはたくさんあるので我慢した。この組み合わせが今旅の美食セレクション堂々の第一位。ちなみに、この店は屋台ではないものの、ここも日本の女性同士で入るのは無理だろう。観光客だからといって断られることはないだろうが、いかにも入りにくい雰囲気が漂っている。庶民的な店は全てこんな具合だ。そういう点では士林夜市の地下美食広場は女性観光客にとってありがたい存在と言えるだろう。値段は他の夜市よりも少々高目だが、気軽に屋台の味と雰囲気を楽しめるので日本からの女性観光客も何組か遭遇した。
7日
腹一杯になり、MRT(台北メトロ)のシートで休憩を取る為に淡水線終着駅の淡水駅へ向かうことにする。一日フリーパスは日本円換算で何と50円だ。台北メトロは安くて広くて清潔で快適であり、全ての点で我が大阪市営地下鉄は負けている。メトロでも文化の違いをはっきりと感じた。向こうの愛護席(優先座席)は日本のそれよりもかなり厳格で、あちこちで席を譲る姿が目撃される。よって、愛護席に座った者は一駅毎に周囲の状況を確認する必要があるので、そこだけ空いているという場合も少なくない。もし、日本のように優先座席であっても譲らない者がいたら必ず誰かが注意するだろう、そんな厳格な空気を感じた。更には台湾のメトロでは駅やホームで飴やガム、水を飲んだりすると罰金約7万円程が課される。旅行者であっても容赦はないと聞いていたが、うっかり何度かペットボトルの水を飲みそうになった。全ての車両ではなかったが、車内には防犯カメラが付いており、もし違反した場合は駅を降りたら係員が飛んでくるのだろう。もしこれから台湾へ旅行に行く人がいるなら要注意だ。ちなみに、俺のように昼間から明らかに酔って電車に乗るのは特に問題ない(ようだ)。
7月の台湾はとにかく蒸し暑く、汗も多くかくのでスイカジュースをたくさん飲んだ。どこの街でも売られており、台湾の夏には欠かせない一杯のようだ。スイカの身を種ごとジューサーにかけた後にこしてあるだけで、混ぜ物は一切ない。氷が入った容器に注ぐと、蓋を押さえ激しくシェイクして出来上がり。ちゃんと冷たくて、乾いた喉に実に美味しい。120円。
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