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30日
先日、俺が子供の頃あちこちの中古車屋に二束三文の値が付けられて並んでいたレトロBMWが現役で走っているのを見かけたのだが、それが実にカッコイイ。きっと今ではマニアの間で値が吊り上がっているのだろう。当時、ファイヤーバード・トランザムなど10万円以下で売られていたが、今はいったいいくらなのか?そう考えればあの頃はお宝が街じゅうに転がっていたということになる。ヨタ8やビートルなどもよくよく並んでいたな。バイクではHONDAが復活させたCBやSUZUKIのKATANAなどは購入してデッドストックしておけば将来お宝確実だろうとは思ったが、残念ながら保管スペースがないので手が出なかった。美しいフォルムなので、ガレージなどあるならば眺めているだけでも楽しいだろう。そういえば、高校時代に計画した人生プランでは今頃俺は深緑のジャガーに乗っている筈なのだが、なんちゅうか、予定は大幅に遅れているようだ。正確に言えば若い時分にコルベットを乗り回してから歳相応にジャガーに落ち着く予定だったのだが、未だコルベットさえ乗っていない。まあ、人生こんなもんだろ。今好きな車一台やると言われたら、やはり深緑の旧ジャガーを選ぶ。いい車だな、あれは。

26日
本日初蝉を聞く。
日本のワールドカップ一次リーグ敗退残念だな。4年後のワールドカップはロシアで開催されるそうだが、その頃は自分で休みが決められる立場にあると思うので、開催期間中は全て仕事休みというのもありだな。
今大会では放送の合間合間に「オーエーオー」というサウンドロゴが入るようになったが、以前までは確かなかったはず。FIFAの公式アニメ映像と共に今大会からの新しい試みだろう。見ていてなかなか楽しい。
昔、アメリカではワールドカップで自国が出ていても国民は大した関心もなく、せっかく試合が行われている時間でも野球中継などを見る、といったような報道がなされていたが、今ではずいぶんと事情が変わってきたようだな。会場への直行便があったこともあり、かなりの数のサポーターが現地で応援しているようだ。そりゃあそうだ、メジャーリーグやアメフトと違い、国と国とのぶつかり合いに燃えないわけがない。アメリカは地味に強いしな。ポルトガルと同じ組だが、一次リーグの突破もあるのではないか。残りの試合、俺はとりあえずボスニア・ヘルツェゴビナを応援することにする。四年に一度の国際的な祭でもあるので決勝トーナメントはできるだけ生で見たいし、日本が負けたとはいえ今しばらくは睡眠不足の日々が続きそうだ。

23日
俺はセロリをよく食べるのだが、最近一部のスーパーでミニセロリなるものを見かけるようになった。以前からあったのだろうが、ようやく俺の町のスーパーにも並び始めたのだろう。そのセロリはミニという名前とは裏腹に従来のセロリと大きさは大して変わらず、そして何より株ごと売られているので、一本売りのセロリの4、5倍くらいの量がある。それでいて値段はちょい増しくらいなので相当お得だ。「その分、不味いのか?」最初は恐る恐る食べてみたが、少なくとも俺には味の違いは感じられない。以来、圧倒的なお得感により、セロリを買う時はミニセロリしか買っていない。産地はいろいろで海外産もあるようだが、俺が買っているのは徳島産だ。よく余ることはああるので俺がよく作るセロリ大量消費メニューを紹介しよう。セロリとカシューナッツの和え物:スライスしたセロリ、カシューナッツ、角に切ったチーズを混ぜる。味付けは胡麻油、顆粒中華味、黒胡椒、レモン汁。皿底が水っぽくならないよう、セロリはスライスしたらしばらくザルかキッチンペーパーに置いて水を出すのがコツ。葉は別の料理に使うか、細かく刻んで彩りに。もう一つは料理と言えぬが、肉料理と共にマヨネーズを付けながらそのまま丸かじりする。以上。

16日
JR大阪駅前の歩道橋やHEP周辺では相変わらずプロを目指す若者が路上ライブを行っているね。先日、信号待ちの間にMCが聞こえてきたのだが、武道館を目指しているという彼女が歌い始めたのはアンジェラ・アキの有名な曲だった。その曲自体は嫌いではない。しかし、なぜ彼女はせっかくの機会に自分のオリジナル曲を披露しないのか、極めて疑問に思う。オリジナル曲に自信がないのか?だったら、そこに立つのはまだ早い。それとも単に歌唱力を披露したいだけなのか?これはあくまで俺の解釈だが、路上ライブでの売り込みはオリジナルを歌ってなんぼの世界だろ。なればこそ、それがどれほどまずい歌であろうが、「頑張れよ」の一言でも心の中でささやいてやることができる。逆にどれ程上手に歌おうが、それが聞き知った曲であれば俺の耳は完全に無視する。厳しいか?いや、当然だろ。

12日
先日なかなか面白い光景に遭遇したので、ここでも紹介しよう。あまりの暑さゆえマクドに入って涼んでいると、何やら斜め前方でカップルがもめている模様。女性の方が怒り心頭しているようで、俺の方まではっきり聞こえる口調で男を叱責する。男も何か言い返してはいるようだが、勢いは完全に女性にある。そして俺は見た、男が口にくわえたフライドポテトの先に何度もライターで火を着けようとしているのだ。我を忘れてしまい、煙草をくわえているつもりなのだろう。女も教えてやればいいのにな。不覚にも俺は爆笑してしまった。まあ、このカップルは夏を前にしてもう終わるしかないだろうな。

9日
このところ畑で取れる玉ねぎを毎日一個食べている。自然の恵みと親父に感謝あるのみ。玉ねぎはあれこれ調理が楽しめるが、こう毎日食べるとなると最も頻度の高いメニューはどうしてもオニオンスライスになる。怖いくらいに良く切れる京セラのセラミックスライサーで直接皿にスライスしたら、そこにポン酢と卵黄と鰹節。シンプルゆえに毎日でも食べられる。変化が欲しくなったらピエトロと粉チーズ。俺の血液もだいぶサラサラになっただろうか。誰か簡単で素敵な玉ねぎのレシピをご存じならぜひ教えを乞いたい。

5日
福井というのは関西圏なのに何故か白モツ文化があるな。当初、この福井の白モツは秋吉(全国展開している焼き鳥屋、本店は福井)だけのことかと思っていたが、中華料理屋でモルモン炒めを頼めば白モツであったりと、福井のそこかしこで白モツに出会うことができる。ちなみに白モツとは豚の小腸のことであり、大阪でこんなものを出す店はないに等しい。東京のもつ煮込みといえばやはり白モツだが、大阪でこれに相当するのはドテ焼きだろうか。焼きとあるものの、その実体は牛すじを味噌で甘辛く煮込んだものである。とにかく、大阪で内臓を食らうというのはそれは牛のことであって、豚の内臓を食べる文化はない。ところが、何故か福井には豚文化があるのだ。東京で白モツを食べた感想としてはどこか薄っぺらで強いクセがあり、同じ小腸であれば脂の甘み肉のうま味でてっちゃん(牛小腸)の圧勝だと思うが、そんなてっちゃんの足下にも及ばぬ白モツも焼くとこれがなかなかいいのである。秋吉では炭火焼きした白モツにカラシやにんにく醤油ダレを塗って食べるのだが、いささか小振りとはいえ5本で280円とこれが実に安くて旨い。いつも真っ先に頼むのはこれと純鶏だ。純鶏はどこの部位だか未だに知らぬが、とにかく噛みごたえがあってまるで地鶏を食べているようだ。噛むほどに肉の旨みが感じられる。いつも一人で行くのだが、店の喧噪に釣られていつもかなりの量を食べる。大阪でも秋吉は何軒かあるにはあるが、この店は福井に行ったときの楽しみの一つなので、とても好きな店だが敢えて行っていない。ちなみに、福井片町の二軒目は王将の釜飯が好きなのだが、秋吉で長居して既に閉まっていることも多く、そんな夜は翌日の越前蕎麦やら天菊の掻き揚げ丼に備え、小腹を空かせたまま寝ることが多い。次は年末の予定だが、福井好きの俺のことだからまた週末ふらっと行くかもしれない。

2日
今回の増税でずいぶん物価が上がった気がする。それというのもスーパーの外税表示のせいだ。かごにあれこれ放り込みながら大雑把な丼勘定は誰でも行っていることと思うが、増税してからというもの、丼勘定とレジの支払い金額が「?」と思うほどに乖離するようになったものだ。千円札一枚で納まると思いきやあわてて財布から小銭、という場面が多い。最初から税金分も上乗せしての内税表示にしてくれればいいのだが。ならば、レジでのちょっとした驚きもなくなる。来年は消費税もついに1割だろ。諸外国に比べればまだまだ低いと言われてもな。それ以上に稼げばいいという発想もあるが、税金は安いに越したことはない。

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